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リベンジ登山で綿向山
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2021年12月5日(日)
今日は1月に登り無線(SOTA運用)が不発に終った綿向山へリベンジ登山です。ってカッコつけてますが12月から標高が1100mを超える山で無線運用するとベースポイントにボーナスとして+3ポイントが付与されるのです。しかし、出発直前まで台高・三峰山のゆりわり登山口から登る予定でしたが、地震が連発していることもあり中央構造線にある山は避けたほうがいいかなと思って急遽綿向山行きにしたというのが本当の理由です。

今回の登山では試したいことが幾つかあります。先ず一つ目は、逆Vアンテナを再調整したので環境が変わってもSWRに変化無く使えるか。二つ目は、先日購入したemシェルターの効果を試す。三つ目は同じく購入したファイントラック製のDRY RAYER WARMの効果を確認する。最後は、先日製作したPocket KeyerⅡを使っての運用確認です。以上のことを試すには今回格好の場所になりました。

GoogleMapで見る限り自宅から登山口まで高速利用も一般道利用も時間的に変わらない事が判明。当然、一般道で登山口を目指します。午前1時過ぎに自宅を出発、途中かなりの降雨にあいながら午前3時に現地入し仮眠。一旦5時起床したものの二度寝して6時半に再び起床しようやく登山開始。



午前7:15登山口出発。
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林道をあるく正面に白とミドリの2ト-ンカラーの綿向山が現れました。やはり昨晩の雨が雪になったようです。
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綿向山登山開始。
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つづれ折りの登山道を歩き始めて直ぐに「なんじゃこれわー」と気づきました。今年の1月に歩いた時とは雲泥の差、登山道が綺麗に整地され歩きやすくなっていました。それは良いけど綺麗過ぎて別の山にきたみたいで違和感ありあり。
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整地されたおかげで歩きやすく時間短縮にもなってます。3合目に到着すると風景が一変しました。雪です、雪。
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いつもなら休憩している「あざみ小舎」も快適なのでスルー。
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8:20五合目小屋到着。本格的な積雪になったので小休止。
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8:40 冬道との分岐点7合目に到着。いい感じに雪が木々についています。
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冬道は閉鎖中。そのまま表参道を進みます。
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雪は一層深くなりましたがサラサラなのでノーアイゼンで問題なし。それよりも素晴らしい樹氷で前になかなか進めません。
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何ですかこれ・・・もう笑いが止まりません。こんな風景に出合えた幸せをかみしめよう。
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水無山方面。山の西側では風はありません。
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いよいよフイナーレです。あと一登りで山頂。
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9:20山頂到着。山の東側は風強いな。
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黄金色に輝く伊勢湾。
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薄っすら御嶽山?乗鞍?
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では、無線遊び開始。最初に調整した逆Vアンテナで7MHZ/CWで運用。アンテナ設置と同時にemシェルターを準備、風が吹き付ける中でシェルター内は思った以上に快適です。ストック2本を支柱にして内部で自立させ狭いながらスペースを確保しました。SWRも無線機のメータが振らない程度に落ち着いています。そしてCQはPocketKeyerⅡからメモリ内容を送り出します。するとCQが終ると一斉にコールが入りたちまちパイルアップになりました。チェイサー各局有難う。
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シェルター内の様子です。続いてSSBで運用します。アンテナエレメント長をSSB向に調整してSWRはメータ振らず。しかし、重大事件です。あのノイズがpohneバンドを襲っています。メータは9まで振って受信できる状態ではありません。でもでもCQ出してみるとノイズをもろともせず突き抜けて飛ばしてくる猛者チェイサー・アクテイベータ局にしびれました。QRPナメンナよ!!
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最後に144MHZ/SSBを運用して終了。終ってみると風もやみポカポカ陽気のいい天気になりました。
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13:00下山開始。14:30に駐車場に帰還。
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今日は思いもよらず樹氷の景色を堪能することが出来ました。また、アンテナの検証も良好でしたしメモリキーヤーもリピート等の高機能はありませんが小型で十分利便性を感じました。emシェルターについては設置も撤収も一般的なツェルトと比べて簡単で風が吹いていても楽に仕舞うことができました。ファイントラック製のDRY RAYER WARMについては本来純正のベースレイヤーとの組み合わせで効果を発揮するそうですが、モンベルの薄手のベースレイヤーを重ねてみました。自分はけっこう汗っかきなんですが、汗冷えすることもなくメーカーの謳い文句通り快適に過ごすことができました。純正レイヤだと更に効果があるのだろうと思いました。

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課題も克服し帰路は予定通り「水口温泉ひがくの湯」で汗を流し帰宅しました。





by mido811 | 2021-12-06 21:52 | 綿向山(滋賀県) | Comments(0)


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