1万人の第九2018 本番  -歌い継ぐ、歓び。-
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2018年12月2日(日)
「1万人の第九」の本番当日です。先週から喉を痛め1週間あれば治るかと暢気に構えていましたが、少しは良くなったものの完全ではなく今日の日を迎えることになりました。ちょっと脇が甘かったと反省。昨晩のうちに必要なものはザックに入れ8:20JR京橋駅に到着。OBP側から会場に向かいましたが今日に限っては閑散としていたのでちょっと不安になりました。
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8:30橋を渡ると青空の下、聖地”大阪城ホール”が輝いていました。
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そして、噴水広場を囲むように人が集まっていました。(よかった~)
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本番の朝は各クラスの記念撮影で賑わいます。こちらは、東京クラス。
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こちらは、奈良クラス。今年は目立ってましたね。
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昨日同様、FaceBookの「1万人の第九」グループ。登録数は2000名弱なのですが・・・。
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こちらはオーストリアの出演者と記念撮影されていました。何のグループでしょう?
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mbsもがんばってます。インスタ向けに出演者の写真を撮ってます。
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会場に入る様子を撮影されるのでしょうか、カメラクルーの皆さん。
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ちょっと南口に行ってみましょう。こちらは観客用の入口になります。
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MBSの中継車横では技術スタッフが円陣を組んで気合充分?です。
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大阪城ホールの隣のグラウンドでは毎年実施されている”OSAKA GREAT SANTA RUN"の会場が設けられていました。
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そろそろ時間ですので噴水広場に戻ってみると、出演者が会場に飲み込まれていきます。
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私も出遅れないように人の波に入っていきます。
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入場の様子です。




会場に入り座席調整を経てゲネプロと続きます。先ずはMBS事業局さんからご挨拶「100万人の第九」のみなさ~ん、エッいつから100倍になった?ご本人暫く気が付かず慌てて私盛るのが好きなんでと苦しい言い訳で「1万人」に訂正するというハプニングがあり座席調整へと入りました。座席調整は、歯抜けになっている座席を埋めて余白を綺麗にすることです。これに拠って最上階の座席からアリーナという地獄から天国に這い上がるというドキュメントが展開されます。今度NHKの”72時間”に投稿しょうかな。

座席調整が終盤を迎えると清原先生と有元先生コンビがご登場。発声練習が始ります。名物の肩叩きをしながら体を解していきます。そして、今回合唱メンバーが唯一参加する「マンボ」の掛け声、これを掛けるタイミングの練習です。しかし伴奏中に有元先生が楽しそうにマンボーダンスを踊るもんだから会場が爆笑です。皆さんそっちばかり見るので慌てて清原先生が見ないでよろしいと一言。でも妙にハマッちゃうんだな。ヤバイです。

休憩を挟んで、11:00からゲネプロ開始。ゲネプロとは本番と同じ内容でリハーサルすること。最初に佐渡さんが登場し指揮台に立ってレナード・バーンスタイン作曲の「キャンディード序曲」の演奏が始りました。これって、佐渡さんが担当していた”題名のない音楽会”のテーマ曲でしたよね。なるほど・・今頃になってなぜテーマ曲だったかが分かりました。気付くの遅いちゅうねん。




演奏が終了するとMCの羽鳥さんとMBSの玉巻アナウンサーが登場。そして、佐渡さんと掛け合いへと進行していきます。続いて、各クラスや小学生と90歳以上の最高齢者参加者が其々紹介されます。そして、今年はオーストリアから19名、韓国からバスのキュウ・ウォン・ハンさんのお弟子さん35名が参加と紹介がありました。続いての曲はマーラーのドイツ歌曲です。歌はバーンスタインが歌曲を広めようと一緒に取り組んだバリトンのフィッシャー・ディスカウのお弟子さんのベンヤミン・アップルさんと佐渡さんの後輩になるピアニストの村上明美さんが登場です。
<曲目>
・「わたしはリンデンの香りにうっとりとなった」
・「わたしが美しいから愛してくださるのなら」
・「真夜中に」
・「私はこの世から姿を消した」
今回は、楽曲よりもイケ面のベンヤミン・アップルはんを聴いてもらいましょ。豊かなバリトンの声で万九出演者を見事一発で寝落ちさせました。私の周囲でも吐息が聞こえてきましたね。特に隣の方は私の肩に顔をうずめてくれる始末。何でおっさんやねん!これが4曲もつづいたからさぁ大変。いやキツカッタ~



演奏が終わりMCの羽鳥さん、佐渡さんが再び登場。続いてバーンスタイン特集として4曲が演奏されます。本番では、バーンスタインに「君はじゃがいものようだね」と云われたと佐渡さんが披露すると羽鳥さんがすかさず「顔が?」と突っ込むと佐渡さんが「羽鳥君も6年目になるというよね」と返すシーンがありました。この言葉の本質は、今は土がついて荒々しいが土が取れた頃には気味の音楽を聴きたくなるよという思いが詰まっていたそうです。

さてさて、いつもなら国内アーティストをゲストに迎え一緒にハモったりするのですが、今回はバーンスタイン生誕100年ということでバーンスタインが遺した楽曲が演奏されました。ただ演奏だけでなく万九のソリストと先程のベンヤミン・アップルはんが全員揃って歌われました。特にウェストサイド物語の”tonight”はよかったな。それと怒られますがテナーの吉田さん長年見させていただいてますがミュージカルもこなされるんですね。失礼ながら驚きでした。勿論プロですもんね。失礼しました。

1)「オン・ザ・タウン」よりLucky to Be Me
  神戸市混声合唱団のコーラスが印象的でした。




2)「ウェスト・サイド物語」よりMambo




3)「ウェスト・サイド物語」よりTonight



4)「キャンディード」より'Make our Garden Grow'




今回の企画、私の周囲は絶賛でした。特にウェストサイドストリ物語での5人のソリストが歌うのは見事でした。個人的にはラストの'Make our Garden Grow'が痛くささりました。バーンスタインのメッセージソングというか地に足をつけてシンプルに生きようというのは日常にかまけて忘れていたことかもしれません。歳を重ねると余計かなぁ。そして、”mambo”をラストにして大騒ぎなんて考えていましたがラストにしなかった理由も分かりました。この曲順で間違いありませんでした。そして万感の拍手喝采のうちに第1部は終了しました。

休憩を挟み12:20いよいよ第2部第九が始まりました。MCの羽鳥さんから有働さんが紹介され舞台に上がられました。そして、シラーの詩の朗読が始りました。さすがは、NHKアナウンサーです。詩の意味がよく分かるように区切りを入れながら時には強調し時にはおとなしく朗読されました。アナウンサーの要素タップリの朗読でいつもは聞き流していた詩の中味がよく理解できました。完璧でした、リハは・・・。

朗読が終わり第一楽章の演奏が始りました。残念ですが、1回だけストップしてやり直しました。しかし、いつもより重厚感のある演奏ではなかったでしょうか。続いて、第二楽章に続きます。このパートは個人的に好きでクラシックのロックと思っています。ここも残念ですが2回ストップしてやり直しましたが、どうもいつもよりテンポが遅いように感じたのは私だけでしょうか?

第二楽章が終わりソリストが入場されました。くだらないことですがN響ではソリストは前に座りますが万九は後方です。これは何か目的があるのでしょうか。折角、お洒落してお出ましなのにもったいないよねと勝手に思い込んでいます。では第三楽章に入ります。このパートでも1回ストップしてやり直しましたが、この時点で私の周囲では寝落ち者続出。もしもし、まだリハですよ。本番大丈夫かな?

さて、第四楽章合唱です。起立もまあまあですかね。Dはテノールが走るのが常でしたが今回はみんな自制しましたね。テノールは後半に入り自分達のテンポを見失いそうになり怪しいところもありましたが最後まで歌いきりましたね。今年もフォールゴッツの部分滅茶苦茶長かった。高齢者も居るのでご配慮くださいよ。これにてゲネプロは無事終了。

15:00開演まで休憩です。入場口周辺が解放されお弁当を食べる人、記念撮影をする人、久々に再会を喜ぶ人様々ですが、ずーっと室内に篭もりっぱなしでしたので私としては外の空気が吸えるのが何よりでした。

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どこからかブランスバンド演奏の音が聞こえてきます。よく見ると川に浮かぶ船にサンタクロースがギュウギュウ詰めになって楽器を演奏しているではないですか。それがまた上手いから皆さん釘付けです。

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そして、いつもお世話になっている旧大阪Cクラス(磯野・加藤先生)の教え子達です。

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そろそろ15時になりますので座席に戻り本番の開演を待ちます。今年も第二部第九はネットでLIVE中継されるようです。恐らく佐渡さんのグローバル戦略の一環だと勝手に思っております。なら時間を変えないと海外、特にヨーロッパに人は観ないと思うけどと勝手なことを呟いています。

ゲネプロ同様に進行していきますが、特に「ウェストサイド物語のtonight」のところは期待してたけどリハに比べ緊張しているのがこちらにも伝わってきたね。ちょっと堅かったような。

第二部開演と同時にシラーの詩を有働さんが朗読したのですが、有働さんも緊張しているのが観客席でも分かりましたが最後に痛恨のカンジャった~。上手くいってたのに残念だ。でも言い直すところなんてNHK出身ですね。

そして、第九の演奏に入りましたが緊張は連鎖するようです。初っ端のホルンの音がすーっとでてきまへん、リハでは綺麗に出てたのに。演奏も緊張が走ったのかリハの方が素人目としては聞きやすかったようです。肝心の合唱ですが、精度高くぴったり各パートが一つになれたように思えました。出来は上々でしょう。私が最も感心したのは、歌い終わった後に出演者から「ブラボー」が消えたことです。これまで、何でもかんでも「ブラボー」って叫べばいいという風潮がありましたがfacebookの1万人の第九グループからの発信が功を奏したのかお見事でした。ですので上品に仕上がったように感じました。
詳しいことは「1万人の第九」の公式twitterで当日の模様をご覧くださいまし。

ほいで、最後は日本人らしく「蛍の光」で締めくくりました。長い長いカーテンコールで手を叩きすぎて汗いっぱいかくんですよ。そして、公演は終了です。前後左右の皆さんとは「来年またお会いしましょう」を合言葉にお互いの労をねぎらいお別れです。




1万人の第九2018年に参加された皆さんお疲れ様でした。今年も皆さんのお陰で第九を歌わせていただけました。来年もお会い出来ることを楽しみにしています。その前に年末ジャンボを買って運を磨いておきましょう。

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会場を出るのに時間がかかるので、最後まで会場内にいて時間を稼いだお陰で難なく会場を出ることができました。18:40外はすっかり暗闇です。さぁ打上げのお店にいってビールが呑みたい!!噴水の周囲には未だ人だかりができていました。これから皆で余韻が冷めないうちに呑みにいくんだろうな。

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1万人の第九本番の長くて短い1日が終ります。聖地大阪城ホールもこれでようやく眠りにつけるようです。
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こちらは急いでIMPビルの某お店に向かいました。お店では旧大阪Cクラスの方々と久々にお会いし祝杯をあげさせていただきました。途中から加藤先生も参加いただき打上げは更に盛り上がりました。今や加藤先生も万九の講師としては重鎮の一人ですから初めの頃が懐かしくもありますが・・・でも最近更に磨きがかかって綺麗になったんではとお世辞抜きで。はい
帰路、偶然にも札幌クラスの方々ともお会いし楽しいお酒となりました。明日からは元のサラリーマンに戻りま~す。


by mido811 | 2018-12-03 22:46 | 一万人の第九 | Comments(2)
Commented by こうじ at 2018-12-09 15:25 x
お疲れ様でした。今年も充実されてますね。またテレビ放送あるんですか?
Commented by mido811 at 2018-12-09 22:46
こーじさん、ご無沙汰しています。
今年も29日に放送があるようです。毎度のことですがイベントの主旨と番組と連動してなくて演者からすると、ちぐはぐで見てられません。第九を聞くなら年末のN響のFMライブ放送かETVの放送をお奨めします。早いですが良い年をお迎えください!!


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