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同軸コーリニアアンテナと格闘中2
2018年9月30日(日)
台風が来る前に少しだけ調整しました。その結果、現在進行形ですが144MHZは目的周波数での利用が可能です。しかし、430MHZは13段が433MHZ/SWR1.6とギリセーフですが15段はアウトでした。

■430MHZ
2.5D2V/13段  430MHZ/SWR1.04   433MHZ/SWR1.6(FT-817接続時SWR振らず)
3D2V/15段   428.6MHZ/SWR1.2   433MHZ/SWR2.1(同上 バー4つ振ります)

■144MHZ
2.5D2V/4段   143.7MHZ/SWR1.0  144.2MHZ/SWR1.4(FT-817接続時SWR振らず)
3D2V/5段    144.2MHZ/SWR1.1            (同上         )

私の場合、QRPの山岳移動ですので極力SWRを良くして電波を効率良く飛ばしたいので引き続きチャレンジしていくつもりです。”同軸コーリニア研究会”さんが開示されている寸法に対しこれまでのデータを元に考えると

■430MHZ
エレメント長234mm 位相部118mm 短縮率0.675で製作しましたが実際に共振したのは430MHZなので逆算すると短縮率はエレメントは67.1%、位相部は67.7%になります。これをベースに計算すると

431MHZ  エレメント長233mm 位相部118mm
432MHZ  エレメント長233mm 位相部117mm
432.8MZH エレメント長232mm 位相部117mm 

予め申し上げますが同軸コーリニア研究会さんが開示されている寸法は経験を基に算出されている数字なので決してそれをどうこう言うわけではありませんのでご理解ください。何が言いたいのかというと、430MHZでは1mm違うだけで周波数が大幅に狂ってくるということです。すなわち一般的に製作するにはカット&トライでいろんな寸法で作るしかないのではということです。例えば144MHZ/4段コーリニアですが、最初は143.8MHZでSWR1.08程度だったのをスタブを切りすぎたので付け替えてみると143.7MHZで共振し当初144.150MHZではSWR1.2でしたが1.4に跳ね上がってしまいました。恐らく何かが作用したのでしょうが430MHZはクリチカルなので作ってみないとわからないというのが結論です。

付け加えると加工では3D2Vより2.5D2Vのほうが加工しやすいと思います。ただ結線部分のストレスをどう回避するかが問題ですけど山岳移動する者としては軽量化になることは良い点だと思います。

また時間が有れば、先の寸法でトライしてみたいと思います。

 


by mido811 | 2018-10-01 22:44 | アマチュア無線 | Comments(0)


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