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コーリニアアンテナ再調整
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2018年9月24日(月)
潔くないのですが、430MHZ用のコーリニアのどれか活かしたいという思いで再びチャレンジです。というのも430MHZ16段コーリニアの検証ではスタブ調整の結果、450.3MHZで共振しました。目的の433MHZとは約4%の周波数差になります。コーリニア研究会さんの資料に拠ると上部位相整合部の長さを2%伸ばせば1%周波数が下がるということです。4%差なら8%伸ばせばいいはずです。

計算すると
位相整合部(基準)118mm × 108%は127mmですから9mm伸ばせばいいことになります。悪あがきですが上部の整合部を取り替えて再検証することにしました。

再び神峰山寺の森にやってきました。今日は、風もなく穏やかな天候かと思えば時折雨がぱらつくわけが分からん天気です。位相整合部を取り替えた16段コーリニア果たして結果はいかに・・・。(ドキドキ)
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じゃん!437.375MHZ。惜しい~ 念のため433MHZのSWRは4.0と実用域にはありません。残念!しかし、これで一つのデータが取れたわけです。位相整合部を8%伸ばしたら450.3MHZから437.4MHZに共振点が変わりました。ということは。9.mm伸ばしたら周波数は12.9MHZ変化しましたので0.69mm/1MHZです。433MHZで共振させるには0.69mm*17.4mですから118mm+12mmで130mmとなるはずです。この結果を基に次回のお楽しみとします。
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このまま帰るのももったいないので、144MHZのコーリニアを試してみようかと思い持参したFT817につないでみました。丁度、広島コンテストに参加している池田市と枚方市のOM局がQRVされていたのでコールすると池田市からはレポートは53、枚方市からは59をいただきました。とりあえず電波が出ていることが証明されたわけです。

一旦、ここは撤収してポンポン山に向かう林道がどうなっているか知りたかったので本山寺駐車場へ移動しました。移動早々、林道脇にある植林が見事に倒れ見るも無惨な状態で驚くほど景色が一変していました。悪路を本山寺駐車場までたどり着きましたが倒木が道を塞ぐまでではありませんが。かなり荒廃しており本山寺駐車場から以降は入山禁止の立て看板がありました。ポンポン山への登山道がどうなっているかは行かずとも容易に想像がつきました。

なので、駐車場でアンテナを設置してみて実用域に適しているかどうか改めて確認することにしました。暫くワッチしていると144.150MHZで天理市移動局を確認。すぐさまコールすると一発応答で59のレポートをいただきました。しかし、それ以降QRVする局を確認することはできませんでした。その代わりにマストの先に大きな目をしたゲストさんがやって来ました。
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そうです。居心地がいいのか逃げる気配もなくトンボが暫く留まっていました。季節は早くも秋ですね。周囲の木々も知らないうちに色づき始めています。紅葉までには何とかコーリニアアンテナが使えるようにしたいものですがどうもスキル不足のようです。それにしても三連休はアンテナ製作だけであっという間に終ったなぁ(悲)




by mido811 | 2018-09-24 22:51 | アマチュア無線 | Comments(0)


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