2018年5月5日(土) 連休の終盤、Uターンラッシュで帰りの高速は渋滞が予想され早めに帰りたいところなのに段ケ峰で道草をくって次なる千町ケ峰登山口に到着したのは11;50でした。昼食もとらず登山口から出発です。 枯草の絨毯に残る踏み跡を頼りに坂を登っていきます。 登りつめると源流を示す標識がありました。 今度は杉の枝が敷き詰められた急登を登りつめます。 登りつめたかと思うと今度は樹木を抜けながら登ります。 さっき楽したからなと自分に言い聞かせ汗だくになっていると神のご加護です。稜線に出たー! 稜線は短い笹に覆われ踏み跡だけが筋のように伸びています。しばらく歩いていると前方に小屋らしきものが現われました。これはひょっとして・・・。 事前にネットで確認していた無線小屋です。未だ小屋とともにタワーやアンテナが残っています。恐らく山の地主さんがアマチュア無線好きだったんでしょう。こんな山の上に無線室を持つのは無線家誰もが抱く夢ですから。実際に電波を出せば遠くへ飛んでいくだろうと周囲の環境を見れば一目瞭然です。近くにパラボラアンテナも転がってましたが、よっぽどの無線への情熱がないとあんな重い物を担いで登って来れません。 無線小屋を見て感動し更に登山道を進むとピークらしき風景が前方に広がりました。そろそろかなと進むと残念でした隠れピークでした。ちゃんちゃん! 二度ほど隠れピークらしき風景に騙され三度目の正直で12:20山頂に到着。今回は登山道らしい行程でしたが僅か30分でこの標高とは恐れ入りました。 山頂は段ケ峰に比べれば狭いですが、大展望が広がります。東には先程登っていた段ケ峰の台地が見えています。 では、早速無線の準備に取り掛かります。430MHZ/FMから始めますが地上高を優先すると高周波出力のロスが生まれ5Wでも実際には3W程度ですから2Wのロスです。ロスを無くすにはハンディトランシーバーにアンテナを装着したままで交信する方が飛ぶのかを検証してみたかったので登山用のストックの先にビニールテープで大胆にもトランシーバーを巻きつけ固定しました。さて、結果はいかに・・・。 【本日の交信結果】 DJ-S57/5W + RH770 千町ケ峰 標高1141m SOTA#JA/HG-009 兵庫県宍粟市 JCC#2728 TIME CALL His/My QTH(運用場所) 12:30 JJ1BXD/4 59/59 岡山県備前市※433.120MHZ/FM 12:32 JA3WPN 59/59 大阪府堺市 12:33 JR3FVN 59/59 兵庫県三木市 12:37 JM3GVH 51/51 大阪府枚方市 12:38 JR3WYM 59/59 神戸市北区 12:42 JP3OSW/3 59/59 JA/NR-030 12:43 JN3VSA/3 59/59 大阪市住之江区 12:46 JJ3AMO 55/51 大阪府藤井寺市 12:51 JJ3NEH 55/51 大阪府東大阪市 12:54 JI3OEB 59/59 滋賀県長浜市 12:57 JO4BQL 51/41 島根県隠岐郡西ノ島町 FT-817ND/5W + RH770 13:13 JH2FTE/5 59/59 高知県香美市※144.170MHZ/SSB FT-817ND/5W + 電圧給電バーチカルANT 13:29 JR6LEA/6 59/59 鹿児島県薩摩川内市※18.140MH/SSB 13:35 JF3FHT/6 59/59 宮崎県延岡市※18.157MHZ/SSB 13:39 7K3AOH 59/59 さいたま市見沼区※18.147MHZ/SSB <備考> ・His/My は相手先/相手先から送られた私の信号についてのRSレポート R(了解度) 1: 了解できない 2: かろうじて了解できる 3: かなり困難だが了解できる 4: 事実上困難なく了解できる 5: 完全に了解できる S(信号強度) 1: 微弱でかろうじて受信できる信号 2: 大変弱い信号 3: 弱い信号 4: 弱いが受信容易な信号 5: かなり適度な強さの信号 6: 適度な強さの信号 7: かなり強い信号 8: 強い信号 9: 非常に強い信号 ・※は運用周波数と通信形態(MODE) 各局、FB QSO有難うございました。430MHZの検証結果としては数値化できないのですが直付けでフルパワーにした方が飛びは良いように感じました。やはり山頂で地上高を3m程度上げても大差はないと思われます。ただ、立ったまま運用しなければならないのがネックです。せっかくなので144Mも運用しましたがCQは出さず香美市移動局へコールさせていただきました。 ホイップアンテナをつけたまま18MHZに切り替えると交信が聞こえてきたので慌てて持参した電圧給電ANTを設置して各局へコールしていきました。これが思った以上の成果ですべて一発応答でした。Esの性格はあるものの僅か5mのワイヤーエレメントをチューニングしただけで交信できたのは驚きでした。というわけで、久々に無線をしたという満足感を得て本日は終了です。 機材を手早く撤収し14:00下山開始。と、その前によく見ると悠々山荘が確認できました。 では、一機に下ります。 激下りの坂は慎重に下りて・・・ 14:20登山口に到着。
by mido811
| 2018-05-06 22:42
| 段ケ峰・千町ケ峰
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