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関西のマッターホルン高見山でSOTAサービス-1
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2016年1月16日(土)

いつも拝見しているHP「夫婦でテクテク登山」のテクテクさんが
先週明神平に登られ樹氷を楽しまれていた。
これを見て浮かんだのが高見山。

天気予報を見る限り無線日和の日曜は下り坂で土曜日は晴れの予報。
とあらば、土曜日に行くしかないということで未だ星が瞬く夜明け前に
家を出て登山口となる「たかすみ温泉」へ向かった。

午前7時過ぎに「たかすみ温泉」に到着。
駐車場には既に車6台が駐車し次々に車が入ってきた。
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向かいのトイレで用を済ませ午前7時30分いざ出発。
登山口は温泉裏の川沿いを進み赤い欄干の橋を渡ったところだ。
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民家の脇から登山道は始まる。
葛城山や金剛山のように土留の階段が延々続く。
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そして、初めての渡渉場所を通過。それにしても荒れてるな~
ところどころ残雪が見え始めた。
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歩きはじめて40分。樹齢700年と言われる”高見杉”を通過。
神社の社もありここからは神宿る霊山の入口だ。
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ここまで緩い勾配であったが、勾配がきつくなり本格的な登りとなった。
その一角に展望場所があり林の中から抜け出て景色を眺めることができた。
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更に勾配が増し汗が体中を流れ始める。
恐らく気温は氷点下だがアウターを脱いで体温調整をする。
暫くすると杉谷からの登山道との合流地点に到着。
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更に登りが続く。
それにしても雪がない。この林にしても本来であれば
木々を埋めつくす程度の積雪があるはずなんだけど・・・。
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急勾配になりつづら折の登山道を焦らずゆっくりと登る。
これが最近のトレンド。
するとその昔、神武天皇がよじ登って四方を展望したとされる”国見岩”を通過。
何か奈良らしいな~
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ますます勾配はきつくなり”息子岩”に”揺岩”を通過します。
息子岩ではいつものヨモギ大福とテルモスに入った温かいお茶で
体を温めて脱いだアウターを再び羽織ります。
すると、後方から75Lの大型ザックを背負ったお兄さんが抜いていきました。
前を見ると景色が変ってきました。まさかの樹氷です。
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木々には足のスネ毛のように樹氷が刺さってます。
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進むほどに周囲は白さを増してきました。
しかし、高度が増すたびに気温は下がる一方、おまけに風が体温を奪います。
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最後に現れた”笛吹岩”を境にして景色が一変した。
スネ毛に刺さる樹氷から成長した樹氷になり全くの銀世界となった。
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成長した樹氷です。
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青空バックでないのが悔やまれるモノトーンの世界。
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再び後方から男性が「寒いけどいい日に来たよ」と声を掛けながら抜いていった。
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凍てつく木々は寒々しいが、天然の美術館を堪能する。
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寒さを忘れ暫し銀世界に酔います。来て良かった~
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雰囲気としてはあともう少しかも・・・・
最後の登りを駆け上がる。
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前方に小屋らしき建屋を確認。
これは・・・・避難小屋か、間違いなし山頂まであと僅か。
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避難小屋を過ぎた向こうにある山頂へまっしぐら。
午前9時35分山頂に無事とうちゃこ。しかし周囲は霧で何も見えませ~ん。
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この後、避難小屋へ戻ると数名の登山者がいた。
屋上の展望台にアンテナを設置したいが現場でアンテナを
くみ上げるのは大変な作業になると考え小屋の中で予め組んで同軸も接続した
状態でそのまま展望台へ持って行くことにした。
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さて、この後どうなりますか次回に続く。
by mido811 | 2016-01-19 00:09 | 台高・高見山 | Comments(4)
Commented by あぶ at 2016-01-19 18:30 x
こんばんは。
霧氷綺麗ですね。実物を見るのは寒いけど見ると幸せになりますね。
無線運用は次回ですか....楽しみにしています(^^♪
b区は今週の金曜日に行きたいですが,大雪の後なのでやや心配です。
Commented by xhr at 2016-01-19 23:04 x
1000mを過ぎたら、景色が変わったと伺っていましたが、想像以上です。
山の天気は変わりやすいと聞いています。くれぐれもお気をつけて。
次回の交信(更新)を楽しみにしています。
Commented by mido811 at 2016-01-20 13:15
>あぶさん、毎度有難うございます。
思いがけず樹氷を楽しむことができました。
おかげさまで寒さも忘れ大声でCQと叫んでましたよ。
やっぱり寒かったのかも。

金曜日に運用とか、寒さと雪にはお気をつけください。
週末ハムなのでコールできないのが残念です。
次回のチャンスを待つことにしますね。
Commented by mido811 at 2016-01-20 13:22
>XHRさん、こんにちは。
今回もコールいただき有難うございました。
59フルスケールでバッチリでした!

ところで交信と更新って、山田君座布団一枚持ってきて!
山の天気は変わりやすいですが、家の山の神はもっと変わりやすいので
こちらに気を配らないと山へ行けなくなります。マジで


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