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一万人の第九 大阪Cクラスレッスン9回目
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2012年10月24日(水)

1週間明けてのレッスンです。
今日は、朝から名古屋へ出張し5時には社へ戻る筈だったんですが
頼まれていた風来坊の「手羽先」を買うのにとまどり社に戻ったのが6時半。
無理やり手羽先を頬張って大阪倶楽部へ向ったのですが当然遅刻です。

受付でテノールパートを申告して中に入ると何だか雰囲気が違ってました。
皆さんお行儀良く座って唄われてますので、なかなか定位置へ向うことができません。
おっ、よくみると花月先生ではないですか!
そうか、清原先生はお休みで花月先生がピンチヒッターと直ぐわかりました。

レッスンは静かに進みます。
それも難所であるフーガをひとつひとつ紡ぐように各パート単位で唄っていきます。
そして、最後にプラモデルを組み立てるように合唱で締めくくります。
しかし、今日の花月先生は何かうわのそらでしてレッスンした箇所を思い出せず
ピアノの三輪先生に助けを求める始末。何か変ですぞ!
かつて、加藤先生のピンチヒッターでお越しの際は落ち着いたダンディさを
醸し出しておられましたのに・・・・。
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フーガの出来は上々のようで、ご褒美として花月先生の生歌が披露されました。
カンツォーネを2曲、それもどちらも振られた歌だそうですが。
花月先生の状態が不安定なのもひょっとして・・・女子に振られたから?
最後はオ~ソーレミーヨで締めていただきました。

後半は、復習ということで”D”から始めて"E”に入るのは良かったんですが
考えてみると”E”ってまだレッスンしてないというのが判り急遽発音練習に切り替えて
改めてレッスン開始となりました。

残りの時間はリクエスト練習ということで851小節からフィニッシュまでを
合唱練習して無事レッスンを終えました。しかし、今日の花月先生はドーもオカシイなぁ
壊れたか、寝不足か、女にふられたかどれかやね・・たぶん。
レッスンは2/3を終了し、いよいよ佳境に入りますぞ!



さて、前回朝日新聞の記者が取材に来たとお伝えしましたが
17日?の夕刊3版にデカデカと写真とともに記事が掲載されました。
写真は掲載禁止なので記事内容をお伝えします。
また、イメージはこちらをご覧ください。

朝日新聞より
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〈ますます勝手に関西遺産〉感極まる30回目の歓喜     2012年10月17日

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■1万人の第九
 1万人で「第九」を合唱? 専門家は「そんなアホな」とあきれる。
あの難曲を、この大人数で、一つの音楽にできるのか。
 しかし、大阪人は「おもろいやないか」と実現させた。
「サントリー 1万人の第九」は今年12月、30回目を迎える。

 第1回は大阪城築城400年の1983年。
大阪城ホールのこけら落としの一環に毎日放送が企画、
「やってみなはれ」のサントリーをスポンサーに始まった。

指揮は初代が故山本直純さん、99年から佐渡裕さん。
オーケストラと独唱はプロ、合唱は一般公募のアマチュア1万人が歌う。
 参加希望者は毎年、1万人をはるかに超え、今年は抽選で3千人が涙をのんだ。
初心者は計12回のレッスンを夏から受ける。2回欠席すると本番に出られない。
大阪城ホールへの道は険しい。

「毎年、大変ですわ」と、指導者のひとり、
大阪府合唱連盟理事長の清原浩斗(ひろと)さん(63)。
第1回から教えてきた。
「声出ない、音程とれない、ドイツ語わからない、ないない尽くしからですもん」
 さっそく清原さんのレッスンを見学した。
ストレッチ、発声練習、清原さんの冗談で大笑い。みんなの声がどんどん温まる。
和気あいあい、声を合わせる楽しさいっぱい。
一緒に歌っちゃいました。
 
池田みや乎(こ)さん(48)は小学6年の奏楽(そら)くん(11)と2回目の参加。
「去年の本番は感激して親子で泣いた」。
夫婦や姉妹、親子三代の参加者も。家庭でも「第九」トークで盛り上がるとか。
「仕事で追い込まれ、駆け込み寺のように『第九』にすがった」と言うのは参加9回目の会社員。
「ここは携帯も鳴らないし、大声を出すのはいいストレス解消です」

 清原さんが「ベートーベンの音楽は途方もなく深いが、
『歓喜の歌』のメロディーはだれもが口ずさめる。
1万人で歌う迫力、その中のひとりだという存在感。
だから、本番目指して頑張れる」と言えば、指揮の佐渡さんは
「みんなが全身で音に向かっている姿が輝いて見える。
そこにこの催しの意味がある」と話す。
 
WEBに合唱メンバーと佐渡さんの交換日記コーナーがあり、参加者それぞれが
「第九」に込める思いにふれながら本番を迎える。
「ばからしいほど壮大で、おもろい。京都人の僕から見ると、
こんなに大阪魂にあふれたイベントはありません」
「すべての人々は兄弟になる」。シラーの詩にベートーベンが託した思いは、
大阪で、こんな形で実っています。(佐藤千晴)


■メモ 
今年は12月2日の日曜日が本番。昨年に続き、東日本大震災の被災地・東北にも
合唱の会場を設け、大阪と衛星中継で結んで歌う。12月24日に毎日放送で放送予定。

■歌手・平原綾香さん(28)
 「1万人の第九」に3年連続で今年も出演します。初回は合唱を聴いて涙が出ました。
上から声が降ってくる。下から声がわいてくる。声に包まれている感覚。
参加者の気合と1万人の歌のエネルギーに感動しました。
今年は東北会場に行き、合唱にも参加します。東北のみなさんと一緒に歌えるのが楽しみ。
人の声はみんな違うから、少しずつずれがあるのがいい。だから合唱はすばらしい。
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大阪倶楽部に隣接するビルが壊されて一時的に大阪倶楽部の建屋が浮かびあがってます。
by mido811 | 2012-10-25 23:32 | 一万人の第九 | Comments(0)


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