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雨男、立山・剱で本領発揮?-2
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 ↑『別山から剣沢キャンプ場を遠望』


続きです。
約1時間で一ノ越到着。小休止して岩ゴーロを登ると完全にガスに包まれ
ザックが湿り心なし重く感じてきた。高度も2,700mを超え動悸が一層激しくなっていく。
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息を整えては登るという我慢の登坂を続けようやく雄山へ到着。
岩峰の上にある雄山神社では御祓いが行われている。(御祓い料¥1,000が必要。)
神主さんだけでなく、神子さんが居る。彼女はここで寝泊まりしているのか?と思わず悩む。

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雄山神社を離れ山を巻くように歩くといきなり大汝山休憩所に到着。
ここでザックをデポして山頂へ向かう。
岩だらけの山頂には既に登山者がおり証拠写真の撮影をお願いすると
逆に撮影の依頼を受けた。渡されたカメラはCANONの1DsにLレンズ付きときたもんだ。
ファインダーを覗くとメチャくちゃ明るい!30Dのファインダーと偉い違いや!(悔しい~)

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大汝山休憩所では大汝山の山バッジを購入し出発。
周りは相変わらずのガスで景観を楽しむことはできないが、時折ガスの切れ間から
険しい岩峰に沿うように横たわる雪渓の姿を見ながら富士ノ折立に到着。
見た感じ富士山とまではいかないが岩峰がその姿に似ている?よく分かりません。
ちょっと休憩をとって山を巻くように急登を下ることになるが、ここでとうとう来ました!
雨です。
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急登の岩影にザックを下ろし、レインウェアを着てザックカバーを装着。(テキパキできれば良いんだけど)
そうしてる間に上から登山者がどんどん下りてくるので焦る焦る。
残念ながら、ここからは雨の為撮影できず。
ますます視界不十分になっていく中、数m先に大学生風4人組がおり
彼らの行き先を頼りに登山道を進み真砂岳を過ぎた辺りで見失ってしまった。(ガ~ン!)
恐らく内蔵助山荘方面に向かったのだろう?

地図では真砂乗越に通じる道は一本なので登山道をまっしぐら。
乗越を超え別山分岐で思わず立ち止まる。一方の道は立ち入り禁止が消され”キケン”と書いてあり
一方の道はどう考えても別山へ向かうはずだが道標では剱御前に行くように書かれている。
立ち止まって悩んでいると2組の登山者がやって来て同じように道標を見て悩み始めた。
協議の結果、ほぼバクチ状態で別山へ行くであろう道を全員で辿ることにした。
息も絶え絶えに別山山頂に到着。とりあえずバクチ成功!
しかし、2組は別山乗越に向かうので山頂で別れ単独で剣沢へ向かうことになった。

どこを見てもガスで真っ白けの中、分岐にあった道標に剣沢という文字を見つけ
これを頼りに急登を下りるが、何処まで下りて何処へ向かっているのか?サッパリ分からない。
気持ちが萎えて、一旦元に戻ろうか?とも考え始め不安がだんだん過ぎるのだった。
そこへガスが一部切れカラフルな色が目に飛び込む!テントだ。
横には赤い屋根の小屋だろう?これで確信を深め加速をつけて下山する。
ガスの切れ間から堂々たる剱岳が見えたときは思わず言葉を失った!険しいぞ!
肉眼で見えていても剣沢キャンプ場は遠く下山に20分を要した。
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f0073587_2151977.jpg時刻は今回も5時前。やばかった!
もう少し遅れていたらビバークものだ。(考えるとゾッとする)
ガスは相変わらずだが、雨は小康状態になり受付を済ませテント設営開始。今回は2回目とあって設営も段どり良く進み、先ずは体を横にした。
今日の献立は、クリームスパゲッティとトマトとチーズを載せたマフィンを焼く。明日は晴れることを祈り缶チューハイを飲み干して7時就寝。
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by mido811 | 2008-09-30 22:12 | 北ア・立山 | Comments(0)
雨男、立山・剱で本領発揮?-1
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 ↑『室堂より浄土山を望む』


台風13号の動きに翻弄されながらも何とか出発の時を迎えた。
そもそも、剱岳を登ろうと思ったのは新田次郎の「剱岳 点の記」を読んだのがきっかけで
前回の槍ヶ岳も同様新田次郎作品を読んでのこと。
台風のお陰で満席だった深夜高速バスにキャンセルがでて往復予約が可能になり
大阪-富山往復¥8,200で行けることになった。
貧乏人にはこれが一番嬉しかったかな?

バスは無事にJR富山駅に到着。といっても缶チューハイ飲んで熟睡してたので・・・
駅には既に多くの登山者が始発電車を待っている。さすが、東西きっての人気の山だ。
電鉄富山始発急行に乗り、立山でケーブルカーに乗り換え今度は美女平でバスに
乗り換えるという強行軍。いちいち切符を買うのも大変なので電鉄富山で室堂までの往復
乗車券”立山黒部アルペンルート切符(5日間有効/¥6,530)を購入する。
車両は恐らく鉄道ファンにはたまらないだろう?乗車車両は京阪電車の払い下げで2両編成。
改札開始時はガラガラだったのが、いつの間にか出発時刻には満席となっていた。

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立山駅に到着すると2Fに上がりケーブルカーに乗り換え。
人数制限があるらしく受付で乗車時間の指定を受けなければならない。
また、乗車時には大型ザックを連結している貨物車に積むことができる。
所要約7分で美女平に到着。隣接しているターミナルから今度はバスに乗り換える。
バスに乗車する際、10kg以上の荷物を持っているとバス代以外に¥300を徴収される。(なんで~?)
こうして秋晴れのもと室堂に向け出発。
途中、大日岳や薬師岳の山容を見て再びアルプスに来た~という実感を味わう。

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室堂に約1時間掛けて到着。
室堂では長野県側からの登山者と合流するので一機に賑わう。
前回の槍ヶ岳の様に休憩不足に陥らないよう室堂では1時間程度休憩することにして
その間、こんこんと湧き出る名水100選の”玉殿の水”をプラティパスに1L+1.5Lに入れ準備する。
青空の好天ながら山の上部には雲が掛かり立山をスッキリ望むことはできないが(嫌な予感がする。)
出発にした。本来は浄土山から縦走すべきだが、時間の都合で先ず雄山を目指す。

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雄山へ続く石畳みの登山道を進む。周りの景色は赤や黄色の紅葉色に変わりつつある。
右斜面(浄土山側)に雪渓を眺め、ゆっくりとした傾斜を進んでいくと数名の登山者がキャーキャーと叫んでいる。
何事かな?と思って近づくと、何と”オゴジョ”が顔を出しては岩影に逃げ廻ってるではないか!
”オゴジョ”を見ると良いことがあるとか?思わずカメラを向け渾身の一枚を撮影。

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思いがけないチャンスに巡り会い気分は上々。
しかし、天候は曇りはじめ高度を上げるに従いガスがかかり始めた。

・・・・続く
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by mido811 | 2008-09-28 12:47 | 北ア・立山 | Comments(2)
雨男、立山・剱で本領発揮?-サマリ
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 ↑『剣沢キャンプ場より剱岳を望む。』


【行程】
9/19 21:30名神高槻(富山行高速バス)
9/20 05:38JR富山駅着→05:55電鉄富山発(急行)→06:32立山駅→07:07立山ケーブル
     →07:20美女平(バス)→08:27室堂着→09:30室堂発→10:37一ノ越
     →11:58雄山→12:58大汝山→13:31富士ノ折立→15:40別山→16:50剣沢キャンプ場
9/21 剣沢キャンプ場
9/22 07:30剣沢キャンプ場発→08:16剣御前小舎→09:50雷鳥沢キャンプ場→10:22リンドウ池
     →10:40ミクリガ池温泉→11:40ミクリガ池発→12:00室堂着→12:30室堂発(バス)
     →13:20美女平→13:50美女平(ケーブルカー)→13:50立山着→14:24立山(アルペン1号)
     →15:16電鉄富山着→16:30高速バス(大阪行)→21:10名神高槻→21:40帰宅

台風13号の影響もなく無事に大阪を出発し、翌朝は台風一過と思える秋晴れに恵まれ
気分上々と思いきや、高度を上げるにつれガスに覆われ14:00前後には雨に・・・。
さあ、ここから自称”雨男”の本領発揮となったのでした。

雨は強風とでますます激しさを増し視界のない真っ白な中を、道標と地図をニラメッコしながらの歩行が続き
途中、別山手前の分岐点では道標と地図が照合出来ずに別山乗越へ向かう人達と協議し道を選択する
というハプニングが発生。特に別山から剣沢キャンプ場へ向かう時は、選んだ道に自信がなく時間も
夕刻前とあって一瞬ガスが切れた間にカラフルなテントが並んでいるのを見た時はエエ歳してもう涙ものでした。

それ以降はずーっと雨続き、悪天候のリスクを考え予定していた剱岳は潔く断念し仕方なく
ラジオを聞きながら目の前に横たわる剱の山容を恨めしく眺める一日を過ごすのでした。
ラジオは地元富山のKNB北日本放送、新潟BSN新潟放送、長野SBC信越放送、石川MRO北陸放送
名古屋CBC中部日本放送、SF東海ラジオ放送、東京TBS、ニッポン放送、文化放送が楽しめましたが
やはり面白いのは地方局。この中でよく掛かった曲は”アンジェラ・アキ”の「手紙~拝啓 15の君へ」でした。
何度も聞きましたが、詩がストレート故にオジサンの心を響かせテントの中で一人感動してました。

下山当日も雨の中を撤収し雷鳥坂の途中で登って来られた方に天候について会話し
雨続きなのは剱岳一帯でけで、富山市内や室堂周辺は昨日午後から天候が回復していたことを
知り剱岳の怖さを知ることとなった。途中ミクリガ池温泉で汗を流し富山駅へ向かい無事帰還しました。

詳細レポは後程
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by mido811 | 2008-09-27 14:01 | 北ア・立山 | Comments(0)
秋晴れのお彼岸
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昨日無事に富山から帰還致しました。
秋晴れの中、朝から山道具をいっせいに日干しにし
疲れを癒やす間もなく、お彼岸ということで天王寺の一心寺へお参り。
その後は徒歩で新世界、じゃんじゃん横丁、日本橋
黒門市場を巡り最後は梅田に寄って帰宅致しました。あ~しんど!

涙の立山レポは後程ということで・・・・
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by mido811 | 2008-09-24 00:19 | ひとりごと | Comments(0)
室堂到着
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何とか天気はもちそうです。既に紅葉が始まっています。
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by mido811 | 2008-09-20 08:39 | 北ア・立山 | Comments(2)
山旅のはじまり
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台風も去ってラッキーなスタートとなりました。このまま晴れてくれると良いのですが・・・・。
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by mido811 | 2008-09-19 22:37 | 北ア・立山 | Comments(0)
一万人の第九 大阪Dクラスレッスン 4回目
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今日は19日に乗車する高速バス代をコンビニで決済することもあり
早々に会社を出て用事を済ませ開始30分前に大阪倶楽部に到着。

台風13号の影響か?満席だった富山行深夜バスにキャンセルが出たので
往復で乗車券を購入できたのは良かったが、これは、ある種の博打に近いものがあり
コンビニの前でどうするか散々悩んだが、出た答えは”行く”でした。

さて、レッスンですが開始早々いつもの”静かな湖畔の森の影から~”の輪唱で
始まり”E”から”M”はさらりと流していき、”595章節 ザイトウムシュルンゲン~”
から”イール シュティルツニーデル”へ入るがここも余りお咎めもなくさらりと進行。
そして、”O”フーガに突入。

間違ってもいいからと強行突破的にフーガを通しで歌うが、流石にここは初心者クラス
らしくバラバラというかメロディラインと歌詞のタイミングが分からないって感じでしょうか?
でもレッスン4回目でフーガとは・・・・・フーガ終わったらほぼ完了なんだけど・・。
それと、辻本先生のソロパートが聞けず残念でした!

レッスン終了後、磯野先生とOさん、まさぽんは連れもって夜の街に消えていきました。
みんな元気ですわ!。
それと台風13号に告ぐ。おまえ足遅すぎ!
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by mido811 | 2008-09-17 23:53 | 一万人の第九 | Comments(0)
冬が来る前にもう一度・・・
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♪冬が来る前に・・もう一度登りたい♪と
懲りもせずアルプスへの思いを馳せ歌っておりますと・・・・

誰?こんな所に地図置いたん。
おおっ剱・立山!
これって、行って来なさいってこと?
そう、ほなしゃーないな~行ってこうか・・・・

と言いつつ、既に登山計画書ができてるやん!
台風13号の動きが気になるところですが、再び”雨男”の本領発揮となるか?


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by mido811 | 2008-09-15 12:04 | ひとりごと | Comments(0)
恒例!山バッジ

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恒例の山バッジです。
左上から燕岳、大天井岳、槍ヶ岳殺生ヒュッテ、槍ヶ岳。

やはりピッケル系がお気に入りかな?山家ぽくってカッコイイですね~。
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by mido811 | 2008-09-14 23:34 | 北ア・槍ヶ岳(表銀座) | Comments(0)
”めざせ アルプスP/J” を振り返って
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念願であったアルプスへのテン泊縦走を振り返り、反省も含め総括したいと思います。
素人のお前が言うなってお叱りを受けそうですが・・・・独断と偏見まじりで書きます。


・ザックの軽量化を図る。→常時水4Lにカメラ・三脚、それに過剰食料がボディーブローのように堪えた。
・行動食の考え方→個人差があるので行動中に昼食代わりとしてお菓子類を食べる必要なし。
             私は、行動食を食べることが出来ず小屋で昼食を摂りました。
・地図上の歩行時間の違い→テン泊では地図上の歩行時間より多めの時間で計画すべし。
・Wストックの効用→はじめてWストックを使用しコツがわかれば登りが楽。無ければヒザの負担も
             もっと大きかったように思う。今回最大の功労者かも?
・小屋で調達できるものは利用する。→水や昼食は小屋で調達し軽量・時間効率を図る。
・休憩の取り方を考える。→早発・早着を前提に休憩回数を増やすか、休憩時間を多めに取れるようにし体力を維持する。
・テント内は整理整頓→早発ができるよう整理・整頓を心がけ歩行時間に余裕をもつこと。
・自分の体力の範囲で計画→初日に大天荘でなく燕岳でテン泊した方が体力的に楽だったと思う。
・自分の体力を過信しない→帰宅後、左ヒザに負荷がかかったようで痛んだ。行動中に
                  グルコサミンのようなサプリを服用していれば良かったと思う。
・地図は直ぐ取り出せるように→地図が取り出すのを面倒に思った結果、2回道に迷った。
・パンツ着用期間→ユニクロのドライパンツを着用したが、2日間が限度だった。臭いということではなくドライでなくなってくる??
・クツ下着用期間→モンベルのクツ下を着用したが、2日間が限度。こちらは辛抱出来ないニオイ。
・枕→寝るときに衣類を袋に詰めて枕代わりにするようだが、やはり枕らしきものの方が眠れる。
・足を解放しよう→歩行中に何回かは靴を脱いで足を解放しよう。原因不明ですが、帰宅後両足親指が
           シビレた状態で元に戻りません。恐らく圧迫し続けたから?と思います。
・携帯電話→どの小屋でもドコモ携帯は通話可能。私のソフトバンクは全く通話できませんでした。
         料金高いけど防災的にもドコモを持つべし。私はアマ無線機購入を考えてます。
・カメラ→CANON30Dは重すぎ。オリンパスE-420が欲しい!
・全ての行動は自己責任→悪天候の中、槍の穂先に登ることに禁止も無ければ誰も止めない。
                 あくまでも自己責任の範囲で行動することを忘れずに。事故とは紙一重だと痛感しました。
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by mido811 | 2008-09-13 12:27 | 北ア・槍ヶ岳(表銀座) | Comments(2)