カテゴリ:鈴鹿・竜ヶ岳( 2 )
嵐を呼び込む竜ヶ岳 JA/ME-014
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2017年4月22日(土)

雪融けも進み暖かくなれば登ろうと思っていた山の一つ
鈴鹿山脈の竜ヶ岳へ向かいます。

前回は昨年11月に宇賀渓登山口から登り
ガスの中をへろへろになって登った。
しかし、調べてみると時短で登れることが分かり
今回はそのコースを辿る。

現地の駐車場が狭いこともありネットで調べる限り
現地には6:30には到着する必要がある。
しかし、出遅れて自宅を5時に出発し名神高速の
八日市ICで下り、国道421号線をひた走る。
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途中、石榑峠トンネルの入口手前を左折して旧421号線に入り
石榑峠登山口には7:20到着。
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既に先客が2台駐車。
身支度をしようと外へ出ると風は強く寒い。
通行止めの向こうは三重県いなべ市、ここは県境。
砂礫の登山口から出発。
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左に石榑雨量局を見ながらいきなりの急登に取り付く。
その先は、やはり砂礫の登山道で滑りやすい。
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更に進むとガレた場所に到着。
補助ロープをつかみながらガレ場を通過。
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ガレ場を抜けると今日始めて竜ヶ岳の容姿を望めた。
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更に登ると登山道の案内板があった。
竜ヶ岳まで85分。
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登山道脇にショウジョウバカマ発見。春来る。
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先程の案内板から登山道は砂礫から土に変わった。
8:00ポイントとなる”重ね岩”到着。
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暫し休憩し旧国道421号線を俯瞰してみる。
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登り始めには竜ヶ岳がそびえ立って見えたが
登ってみると見た目よりしんどくはない。
さぁいこう、あと一息。
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今見えている先っぽをロックオン。
その先はどうなっているのだろうという思いを秘めて詰めていく。
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そして、先っぽに到着。
その先はというと笹に覆われる中を登山道が伸びていく。
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周囲は笹しかなく遮るものはない。
その為、風をまともに食らい更に寒く感じてくる。
笹の登山道を何度かアップダウンしたところで山頂を確認。
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8:40山頂到着。
生憎、霞んで展望は利かず。
しかし、先客1名が展望が開けるのを
待っているかのよう佇んでいた。
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風は益々威力を増し吹きぬける。
それに比例するように体温が奪われとにかく寒い。
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辿った登山道とは反対側には昨年登った
宇賀渓からの登山道が続いていた。
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更にその向こうには藤原岳か?
昨年はガスで周囲が見えなかったため
見るものが新鮮に映る。
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こんな強風でマストを立てられるだろうか、
アンテナは張れるだろうかと不安は募るばかり。
とにかくやってみようと、マストを立て準備開始。
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しかし、台風並みの風に煽られここから先に進めず。
更に寒さを感じ始めたため急遽ツェルトを被って待機する。
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恐らく高気圧と低気圧がぶつかり
風を起こしている程度と思いツェルトを被って
風が小康状態になるのを待つことにした。

しかし、風は一向に収まる気配はない。
このままだと先週の蛇谷ケ峰のように
規定4局の交信も危ぶまれたのでハンディ機の
アンテナをツェルトの空気孔から突き出してCQ発信。

【本日の交信結果】
DJ-S57/5W + ホイップANT(RH770)
竜ヶ岳 標高1099m SOTA#JA/ME-014
三重県いなべ市 JCC2115
09:28 JR2NXN 59/55 名古屋市南区 145.020MHz/FM
09:39 JF2BER 59/59 愛知県知多市  145.060MHZ/FM
09:43 JR2RSH 59/59 三重県鈴鹿市  
09:48 JP2JRZ 59/55 愛知県一宮市
09:53 JH2GSW 59/59 愛知県刈谷市
09:56 JQ2MZL 58/42 大阪府狭山市
12:14 JF3GXQ/3 59/59 小塩山JA/KT-035 432.980MHZ/FM
各局、FB QSO有難うございました。
片手にハンディ機、もう片手にはボールペンを握ってのQSOで
皆さんにはご不便をお掛けしましたことをお詫びいたします。
片手に無線機ですので信号もふらつき、膝にメモ用紙を
置いてログを書き、時折吹き付ける風で飛ばされないよう
ツェルトを握り締めるそんな格好での交信状態だった。
その為にHFでの交信は叶わなかった。

風は止むどころか更に強まった感がある。
撤収といってもツェルトだけだがこれを畳むだけでも
時間がっかり難儀した。
それでも人気の山、多くの登山者が続々と登って来きた。
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下山準備を完了。
風は変わらず強いものの展望がやや開けだした。
本当であれば、目の前に広がる伊勢湾を俯瞰できたはずだったのだが。
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12:00前に下山開始。
辿ってきた登山道を再び歩く。
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そして急坂を時間をかけて慎重に下りていく。
登りより下りの方が加速がつきやすく
加速を殺して歩かないと怪我の元だ。
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土が砂礫に変わったところで竜ヶ岳をかえりみた。
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下りてくると気温は上昇、風も弱まってひとまず安心。
登山口には12:56に到着。
下山は約1時間の行程だった。
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駐車場は満車状態になっていた。
今回は時短コースとして石榑峠から登ったが
天候さえよければ無線を楽しむ時間を確保できたと思う。

だが、毎度のことながら山に登れば何故か嵐にを呼び込んでしまう。
正しく嵐を呼ぶのでなく呼び込む男なのだ。

おしまい。
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by mido811 | 2017-04-29 16:22 | 鈴鹿・竜ヶ岳 | Comments(2)
ホワイトアウトの鈴鹿・竜ヶ岳でSOTA運用 JA/ME-014
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2016年10月22日(土)

例年この時期は紅葉がピークの奈良県東吉野村の明神平へ行くことにしている。
しかし、あいにく週末の天気は曇り。紅葉は快晴でないと楽しみが半減するけど
やはりあの華やかな紅葉みたさに支度をして早朝3:30出発までの間仮眠することに。
だが、前日の仕事疲れか起床したのは6時前だった。

今からだと明神平には間にあわない。
ならばと考えたのが、鈴鹿山脈セブンマウンテンの一つ竜ヶ岳。
初めてなのでナビに登山口の宇賀渓キャンプ場をセットした。
しかしナビは本来なら八日市ICからR421で行くべきところを
季節規制区間があるという理由で関が原ICからR306を選択した。
何も知らない私はナビを信じ走行。現地に到着したのは10:30だった。

やれやれ長時間ドライブだった。
宇賀渓キャンプ場の駐車場はほぼ満車であったが何とか駐車ができた。
受付で駐車料金500円を払い登山届けを書くように言われる。
ここでは、登山届けを確実にださせ帰還したら下山時刻を書くよう指導していた。


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受付でもらった登山地図を頼りに一般的な遠足尾根コースを辿る。
標高1,099mなので軽く考えていた。この時は・・・
暫くはコンクリートの北河内林道を歩き登山口へ向かう。


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登山口に到着。
この時点で11:00過ぎ。


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すると、いきなりの急登。
エンジン全開にせずスローペースでつづれ折の登山道を登る。
しかし、徐々にジャブを食らったかのように体に堪えてきた。


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急登の先には展望台となる岩山が現れる。
岩山を超えると尚も急登が続いた。
持参するポカリは珍しくどんどん減っていった。

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恐らく3つくらい山を越えた気分。
ようやく稜線らしきところへ到達。
なぜか上からは続々と下山者が下りてくる。
こりゃ悪天候のせいかな程度にしか思っていなかった。


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鈴鹿らしい雰囲気になってきた。
暫く稜線をあるけば頂上は直ぐだろうと思っていた。この時は・・・。


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カレンフェルト地帯を暫く歩き展望が一機に開けた。
と同時に目の前にはガスが風で流されていく光景が見えた。


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笹に覆われた登山道だけが見えるだけで展望はまった利かない。
そんな中でも紅葉している木々を見ることが出来た。
ただ相変わらず下山者とはどんどん擦れ違っていく。


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平坦な稜線歩きを続けると登りに変わった。裏道分岐だ。
ここから鈴鹿特有の粘土層でツルツル滑るので注意が必要だ。
ここでも下山者が多数。何人登っているのだろうか?


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これを登りきると山頂と勝手に思い込んだのだが
登りきると金山尾根との分岐だった。


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相変わらずガスで視界はない。
そこへ団体さんが下山してきた。
いつになれば山頂を捉えることが出来るのか焦りだした。
確か写真ではシロヤシオの木々が羊の群れのように見えていたのだが・・・


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更に進むと羊の群れらしき紅葉したシロヤシオの木々を確認。
ということは山頂は近いと勝手に想像していた。


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時刻は13:30。
更に進めど視界は利かず山頂も見えず。
しかし、その時神の声が聞こえた。
ちょっとだけ見せてあげるって・・・一瞬ガスが消えた。


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これこそ竜ヶ岳の山容だった。
裾には羊の群れのようにシロヤシオの木々が点在していた。
そのシロヤシオも紅葉が進み快晴だったらどれだけ美しかったろう。


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今度こそ山頂に違いない。
もうひと分張りするか!といいつつ下山者が更に下りてきた。


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そして、ついに山頂を捉えた。
ガスで視界がないホワイトアウトの中登山者の声が響く。間違いない山頂だ。


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13:40山頂到着。
ガスで真っ白の世界が広がる。
しかし、下山時間を考えると14:00には出発したい。
慌てて無線の準備に取り掛かった。


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時間をかけられないので手早く144MHZの2エレを展開。
こちらからCQをだしても直ぐにコールされる確証はないので
逆にCQを出している局を捕まえることにした。


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すると、けっこう強い信号が飛び込んできた。
コールサインは1エリア、それでも何も考えずコールしてみた。
すると一発でレスポンスが返って来た。
【本日の交信結果】
FT817ND/5W + 2エレHB9CV 
竜ヶ岳 標高1,099m SOTA JA/ME-014
三重県いなべ市 JCC2115

13:45 7L4BUL 57/59 横浜市保土ヶ谷区 ※144.210MHZ/SSB
13:52 JQ2OVD/3 59/59 滋賀県大津市  ※144.230MHZ/SSB
13:54 JG3GYO 59/59 大阪府門真市
13:57 JA3PVE/2 59/59 三重県名張市
13:59 JH3BTW 59/57 神戸市東灘区
14:06 JI2KNS 59/59 三重県松阪市
各局、FB QSO有難うございました。
時間がないのでSOTAの規定通り4局で交信を終了しました。
それにしても横浜市の局と交信できたのは驚きだが
時間があればゆっくり無線を楽しみたかった。
もう少し早い時間に無線を運用すればもっと遠くの局とも
交信できたかもしれない。恐らくこの山にはそんな隠れた素養がありそうだ。


交信終了後、また団体さんがやって来た。
山頂では下山に備え体操が始った。
どうせ同じ場所へ下山するのだから一緒についていこうと考えた。
ガイドさんはいるし迷うことなく下山できると踏んだ。


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しかし、その野望は一機に打ち崩された。
下山は宇賀渓ではなくどうやら真逆の石榑峠へ向かうらしい。
となると、明るいうちに下山しないと道迷いのもとヘッ電付けてなんて・・・。
慌てて身支度し山頂を離れたのは14:30を裕にまわっていた。


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計算では下山も2時間程度は掛かる見通しだ。
とすると、下手したら駐車場には17:00到着だ。
これはまずいと、ほぼ駆け足で下山するだけで写真を撮る余裕はなし。
怪我もなくなんとか16:00過ぎに登山口まで戻れた。


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もう体中汗まみれだし、体重も3Kいや5KGは減っていると思う。
それにポカリもテルモスに入れたお茶もすっかりなくなった。
喉もカラカラの状態で駐車場へ向かっていると「名水」の看板を発見。
当然、ペットボトルに水を入れノドの渇きを解消した。


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長かった旅も終了。
16:30スタートの宇賀渓キャンプ場の駐車場に到着。
登山届けに下山時刻を記載し完了。


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今回、反省点が多々ある。
それは1,099Mの標高だけけを捕らえて山を軽くみていたこと。
それに輪をかけて出発が遅かったこと。
どちらにせよ簡単に登れると思っていたの大間違い。
想像以上に長く急登も豊富にあり久々の本格的な山だ。
そこは、やはり鈴鹿の山である。

帰路はナビに反しR421を走ったら何と手早く八日市ICに着いた。
名神高速に乗れれば後は山崎ICまで走るだけ。
ナビを信じる前に事前確認を怠った代償は大きかった。

おしまい。
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by mido811 | 2016-10-24 01:15 | 鈴鹿・竜ヶ岳 | Comments(6)