カテゴリ:大峰・稲村ケ岳( 3 )
大峰小桜咲く稲村ケ岳でSOTA移動 SOTA JA/NR-004
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2016年5月22日(日)

クリンソウ咲く金剛山かそれとも大峰小桜咲く稲村ケ岳か。
悩んだ末、本日は未だ見ぬ大峰小桜を求め登ることにしました。

登山口横にある母公堂の前にある駐車場は駐車台数が僅かなため前回は
7時に到着しても満車だったことから今回は6時前に到着するよう午前3時半に家を出ました。
近畿自動車道を走る間、当日の天気を示すかのように満月が照らし
国道309号線で御所を過ぎた辺りで見た日の出は正しく”日いづる国”に相応しい
真っ赤に燃える太陽で感動的でした。

順調に走り予定通り6時前に洞川温泉に入り母公堂に到着。
すると駐車場はというと想定外の満車、泣く泣く管理のオジサンに尋ねると
母講堂の脇に2台分のスペースがあり何とか駐車ですることができほっと一安心。
後でわかったことですが、大半の方は5時に到着していたようです。
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出発前に男性から声を掛けらた。彼は八経ケ岳へ向かおうとしたが行者還トンネルの工事により
通行できず敢え無くこちらに来たそうですが近くに登る山はないかというものだった。
これから登る稲村ケ岳を紹介して6:20に登山口に取り付く。
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既にこの時間で日が射して季節の移ろいを感じます。
申し遅れました本日の影武者です。
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暫くは木々の間を縫うように歩きます。冷やりとした空気に触れ何と気持ちがいいことか。
登山道の合流地点を通過。
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すると林を埋めるかのように登山道脇には小アジサイが群生。
季節になると華やかになることでしょう。
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緩やかな傾斜の登山道を難なく登り観音峰との分岐点となる法力峠に7:10に到着です。
途中、7時の時報代わりなんでしょうか山上ケ岳の方から法螺の音が響いていました。
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いつの間にか登山開始時のルーティンとなった草大福を食らいエネルギー補給です。
これを食べると腹持ちがよく補給にももってこいです。いただきや~す。
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再び歩き始め暫くすると先行のご夫婦に出合いました。福岡から来たというこのご夫婦
1ヶ月前から関西に滞在し車でキャラバンしながら大峰の山々を歩いているとか。
こんな余生を送りたいもんです。
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お馴染みの俗称”マンモスの木です。横から見るとマンモスの顔ソックリです。
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歩いて気付いたのですが、稲村ケ岳は高度を上げるたびに植生が変わっていきます。
これまでは、杉林だったのがブナ林です。更に登ると石楠花が花をつけ周囲の
変化が楽しめしんどいのも忘れます。
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稲村小屋の手前付近で崖崩れにより橋が崩壊していました。
しかし、大峰周辺では当たり前のことなので緊張感があまりありません。まずいな~
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キケン箇所を通過し登山道が小笹に覆われ始めると小屋が近いと言う合図です。
8:15稲村小屋に無事到着です。
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今日は何かと目的がありまして・・・そのひとつがこれです。
山バッチを集めています。稲村ケ岳でも山バッチがあることを最近知りました。
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大休憩をしていよいよ山頂を目指します。
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小笹に覆われた登山道は大峰らしく歩いていても気持ちがいいものです。
そこへ大日山が顔をだしました。今日は時間の関係でパスします。
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本来の目的である大峰小桜ですが、ネットには西峰岸壁と書いてましたので
岸壁らしき所をよく見ると・・・・ありました。よく見ないと見過ごすくらい小さな花ですが
見れば見るほど可憐な色と花に魅了されます。ピークは過ぎたというのに僅かに残っててくれました。
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他にも山野草があり花の山であることが分かりました。途中、大日山登山口を通過し
ようやく山頂の展望台を捉えました。
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9:15山頂に到着です。
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正面には女人禁制の山上ケ岳が見えてます。
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では、最後の目的である無線の準備をします。
展望台でも山頂標識付近は避けてアンテナを設置しLet's SOTA!
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【本日の交信結果】
DJ-S57/5W + 自作7エレメント八木アンテナ 432.960MHZ
稲村ケ岳 標高1.726m  SOTA JA/NR-004 10P
JCG 24010H 奈良県吉野郡天川村洞川
09:35 JF2BER 59/59 愛知県知多市
09:35 JR3MYM 59/59 京都市下京区
09]37 JA3HKR 59/55 大阪府豊中市
09:38 JA3LIZ 59/59 奈良県御所市
09:42 JA2VGF 59/59 名古屋市南区
09:44 JJ2QWN 59/53 愛知県一宮市
09:47 JE1BUC/5 51/55 徳島県剣山 ※JA5/TS-001
09:53 JJ3AMO 59/55 大阪府藤井寺市
09:56 JN4VIG/4 53/52 岡山県瀬戸内市
10:00 JJ3KYE/3 59/59 兵庫県神崎郡暁晴山1077M ※JA/HG-015
10:02 JM3GVH/3 59/59 大阪府交野市
10:05 JS3SRA 59/59 和歌山県橋本市
10:07 JP3KDJ 59/59 奈良県大和高田市
10:10 JE3MTQ 57/53 兵庫県小野市
10:13 JH2TUA/2 55/51 三重県四日市市
10:14 JE2XMP/2 59/59 愛知県西尾市
10:18 JA9MGH 51/51 富山県高岡市
10:21 JI2IXA 59/57 三重県三重郡朝日町
10:23 JN2GMO 55/57 岐阜県高山市
10:30 JS3OSI 59/59 京都市下京区
10:32 JP3OUY/3 59/59 大阪府高槻市阿武山
10:35 JA3WQX/2 51/53 愛知県犬山市 ※QRP
10:40 JR3GSC 59/59 大阪府吹田市
10:47 JO3KWK/3 59/53 兵庫県淡路市花さじき
10:48 JE3VRF 57/59 兵庫県高砂市
10:51 JR2RSH 51/51 三重県鈴鹿市
10:53 JN3EDL 51/51 大阪府高槻市
10:58 JM3HCC/M 59/59 大阪府枚方市
11:03 JG3UJH/3 55/59 京都府宮津市
11:06 JR2VPH 55/55 愛知県犬山市
11:09 JP3NGU 59/53 滋賀県彦根市
11:15 JR2BOF 51/53 静岡県浜松市
11:18 JN2TZB/2 59/59 愛知県桑名市多度山403M
11:20 JS3RIP/3 59/59 兵庫県淡路市夢舞台
11:30 JJ2TDH 55/53 三重県伊賀市
各局、FB QSOいただき有難うございました。
今日も山岳移動のワクワク感を体験することができました。
先ずは、富山県高岡市JA9MGH局、静岡県浜松市JR2BOF局、飛騨高山のJN2GMO局と珍しいところと
交信できました。帰宅してクラスタを見ると日本海ダクトが発生したとかその関係だったのかもです。
それに加えてS2Sも2局、徳島の剣山と兵庫の暁晴山。また、地元高槻からも2局と交信、特に
JN3EDL 局は超ローカルさんでした。また、QRPで運用するJA3WQX/2局はHFもQRPだとか。
思う以上にQRPで運用する局があるということを感じました。今回もお馴染みの局から
初めての局までエリアも2、3、4、5、9計35局と大盛況でした。
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今日は、交信以外に現場でも無線従事者免許を持つ男性からアンテナと山岳移動について
質問されたり、最後は山ガールさんから免許の取り方について教えて欲しいと言われたり
アマチュア無線の広報となっていました。

山ガールさんが興味を持った理由ですが大峰山中で、健脚の有人が近くの滝を見てくると言ったきり
帰ってこないので見に行くと仰向けに伏せって動けず、助けを呼ぼうにも携帯電波が届いてなくて
介助して連絡が取れる場所まで移動しヘリコプターで病院へ移送したことがきっかけだそうです。
無線の重要性をその時真剣に感じたということです。結局、その友人は陥没骨折で手術となったそうです。

そうなんです。電波が届かなければ携帯も機能を発揮できません。本来の機動性を考えると
無線って昭和の香りがプンプンしますけど至って重要なツールなんです。(熱く語ってる)
今でしたら4級であれば簡単に取れますしね。ということで、移動運用することが無線に興味を
もっていただける大きなチャンスであることも分かりました。JARL幹部の人、聞いてる!!

さぁ退散です。帰りに大日キレットを覗いて・・・お~パックリ割れてますね。
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目に鮮やかな緑のシャワーを浴びながら小屋に戻ってきました。
ようやく昼食です。いつものようにラーメン定食(カップヌードルとコンビニおにぎり)
それにデザートとして凍らしたフルーツゼリーにゆで玉子です。どや~栄養満点
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食事をしてても時間がゆっくり流れるのが分かります。
何だったら昼寝でもして帰ろうかと思うくらいまったりしたところで13:15下山開始。
早く下りたいこともあり今日はピストンで母公堂へ戻ります。
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下山も植生の変化を楽しんで歩きます。
展望台で聞いた話ですが昨年行者還で登山者2名が熊に襲われたそうです。
そう言えば、熊注意の看板がやたら目に付きました。
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14.30予定より早めに下りてきました。実は、かなり手前でズームで写真を撮ろうと
したんですがズームが効かず一度電源を落とそうとしたんですが落ちませんでした。
仕方が無いので場所を移動すると嘘のようにカメラが通常の動作をし始めたんですけど
これって・・・・・。
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スタートの母公堂に到着すると係りの方から「お茶でもいかがですか」と声を掛けられました。
用意された椅子に腰掛けると何とコーヒーとお菓子の接待をしていただきました。
それに同じ場所に座る三重県から来られた小学生連れのお父さんと大峰縦走の話で
盛り上がり、登攀中に出会った福岡から来られたご夫婦とも再会しお話させていただきました。
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稲村ケ岳は、女人禁制の山上ケ岳に対し女大峰山とも呼ばれています。
緩やかな坂が続くため標高のわりには険しくなく初心者の方でも楽しめる山だと思います。
目的だった大峰小桜と出逢え無線では無線に興味をもっていただける人と知り合い
山好きの方と盛り上がりと天候にも恵まれ最高のひと時を過ごせました。
帰りに母公堂に湧く名水百選のゴロゴロ水を汲んで帰路に着きました。

おしまい。
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by mido811 | 2016-05-24 03:01 | 大峰・稲村ケ岳 | Comments(2)
雨男、初秋の気配を感じに稲村ケ岳-2
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稲村ケ岳のレポです。
早朝4時30分起床。
自宅を5時に出て近畿自動車道、南阪南道を経由し309号線で
天川村に入り21号線を走ると目的地の母公堂には7時30分到着。


f0073587_22525080.jpg母公堂の向かいにある駐車場は既に満車。仕方なく手前にあるゴロゴロ水の採水場に開門待ちの車があったので後ろに付けて駐車する。しかし、開門時間は9時間からで到底待てず母公堂を過ぎたあたりの路肩に無断駐車することにした。ここまで来て引き返すことはもはや出来ませぬ。
f0073587_22531724.jpg身支度を終えるといざ出発と行きたいところだが母公堂前のトイレで用を足す。
f0073587_22534056.jpgさあいよいよ本当に出発である。今朝は霧に包まれていたので快晴の可能性が高い。気持ちは高揚しつつ初めの一歩を標す。
f0073587_2254730.jpg冷やりとする空気漂う樹林帯を抜けていく。これぞ大峰、幽玄の世界が広がる。
f0073587_2254271.jpg大峰の空気感を味わいながら緩やかな登山道を進むと本来の登山道と合流。
f0073587_2255187.jpg暫くは緩やかな登山道が続く。黄色に色づいた杉が道を覆って秋色の絨毯を紡ぐ。冷たい風が吹きつける中、法力峠到着。
f0073587_225542100.jpg大休憩の後、再び歩き始めると「象の木」を通過。そう言われれば「象」に見えるかな?
f0073587_22565220.jpg大日山の頭を見上げ鎖場を通過すると稲村小屋に到着。皆さんまったりと憩ってます。
f0073587_22572692.jpg小屋でアンパンを頬張って充電完了。先ずは稲村ケ岳山頂へ向けて出発。途中、山上ケ岳のお花畑を確認。
f0073587_2258880.jpg頂上に近づくとシャクナケの木々が現れて展望台に到チャコ~。360度の展望を満喫!向いに山上ケ岳、その隣は大普賢。
f0073587_22593613.jpg後方にはどっしり構えた弥山とてっぺんに小屋らしきものが・・・
f0073587_2302762.jpg稲村ケ岳山頂に続き大日山に取り付く。鎖と階段で無理やり登る感じです。
f0073587_2305417.jpg大日山山頂です。天候が急変し曇り始めました。これが大峰山系の怖いところ。
f0073587_085355.jpg急いで下山し再び小屋へ戻ります。風が一機に強くなり今にも雨が降りそうな天候にも関わらず昼飯の支度開始。本日は持参したご飯をメスティンで蒸してレトルトの中華丼をぶっ掛けます。1時を過ぎると登山客は一斉に退散したようで風の音だけが不気味に響きます。
f0073587_010267.jpg天候が下り坂ということでピストンして下山しようかとも思ったのですが、なぜかレンゲ辻へ向うことになりました。
f0073587_0103285.jpgまさかレンゲ辻からの下りがこんなにガレているとはちっとも知らず、辺りは暗くなり始め頼りのリボンを探すのが大変で道を見失って違う方向へ下りてしまい危うく行方不明になるところでした。
f0073587_010576.jpgいや~長かった下りです。ようやく出口に辿りついたけど、ここから林道歩きなんて聞いてないよ=3
f0073587_0113932.jpg仕方なく林道を歩いて清浄橋に到着。でもこれで終わりではなく母公堂まで歩かなければなりません。あ~勘弁して!ということで駐禁の紙を貼られず車に戻りました。本日はこれまで。

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by mido811 | 2012-10-10 00:29 | 大峰・稲村ケ岳 | Comments(2)
雨男、初秋の気配を感じに稲村ケ岳
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2012年10月7日(日)

NHK「にっぽん百名山」での白山、BSフジ「絶景百名山」での槍ヶ岳
どちらも過去登った山ばかりで思わず登りたいという衝動に駆られ
2ヶ月ぶりの登山です。

選んだのは大峰山系でぽっかり抜けていた稲村ケ岳。
登山口から雑木林を抜けるところから大峰の幽玄さを味わえ
緩やかな登山道には花が彩りを添えてくれます。

また、点在する橋と鎖場は修験道であることを感じながらも
色づいた落葉を一歩づつ踏みしめて秋を満喫するのでした。
久しぶりの登山ということもあって歩く楽しさを呼び戻す一日になりました。

午前中は快晴でしたが午後からは一機に曇り、強風と気温が低下して
大峰山系の気候の厳しさを感じるのでした。
コースは母公堂脇の登山口を出発し稲村ケ岳、大日山を巡り
レンゲ辻よりガレた岩場を下りました。


詳細は後日・・・・



【コースと時間】
7:48母公堂駐車場⇒7:55登山口⇒8:08合流地点⇒8:55法力峠⇒9:32象の木
10:07稲村小屋10:28⇒11:09稲村ケ岳山頂11:29⇒11:54大日山12:06
12:32稲村小屋13:17⇒13:55レンゲ辻⇒14:58登山口⇒14:14大峰大橋
15:29駐車場
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by mido811 | 2012-10-09 00:22 | 大峰・稲村ケ岳 | Comments(0)