2017年 06月 15日 ( 1 )
山に登るなら無線機を持とう。
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2017年6月14日(水)

アマチュア無線って今や死語である。
その昔、携帯が普及する前は誰もが知っていた。

しかし、携帯やネットが普及したことで
社会が一変し無線人口は一機に低下。
だって、無線がなくてもスマホがあれば不自由はない。

しかし、それは携帯の電波が飛んでればの話。
更に言うと、商用電源が通っていることが重要だ。
今、参加している「SOTA」というアワードプログラムで
山に登り無線運用をしていると考えることがある。

中高年の行方不明者や山での事故が相次ぐ中
山岳保険だけで身が護られるのかということ。
実際に地元紙「信濃毎日新聞では山での遭難、滑落事故などが
毎日のように報じられている。
それゆえ事故に遭遇したとき速やかに助けを求める術を
考えておく必要があるのではないかと・・・。

携帯電話の電波は日本全国を網羅しているわけではない。
まして、人がいない山の中なんて。
と考えれば無線の重要性は明らかだ。

山で無線していると知らない人から
「何やっているんですか?」とか
「無線でどこまで飛ぶんですか?」とか
質問を必ず受ける。

ならば、逆に無線をしている我々から
「山に登るのなら無線機を携帯しましょう」と
啓蒙してもいいじゃないのかなと考えている。
そうすれば、無線人口低下の中で無線資格者が
増えていくのではないだろうか。

最近は、実体験を交えて山に行くなら
リスクヘッジとして無線機を持ってくださいよと
呼びかけるようにしている。

その無線資格の取得について
ネットで調べていたら無線の重要性を体験し
無線資格を取った山ガールのBLOGを発見した。
タイトルは「登山女子のぽんこつ日記」

そこで、疑問というかなぜ無線資格取得に
至ったのか動機が知りたくて
コメント欄に次のような質問をしてみた。

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はじめまして、midoと申します。
”登山、無線機”の検索でたどり着きました。
私は、山でアマチュア無線の交信をするアワードを楽しむ”SOTA JAPAN"のメンバーです。
指定された山頂から交信するとポイントがゲットできその累計をアワードとして表彰される
国際的山岳通信なのです。

それはさておき、あなたのようにリスクヘッジとしてアマ無線の免許を取得までする人がいるんだと感心しています。 考えてても出来ることではないですよ。ホント。 実は山頂で無線をしている時に急病人や行方不明者捜索でアマチュア無線で非常通信をしたことがあります。最近では、無線をやっていると何やってるんですかとかどこまで飛ぶんですかとか聞いてくる人が多いのでハンディ無線機の携帯、ひいては無線資格の取得を呼びかけています。

山岳保険に入っているから安心というのは誤解があり保険で救命費用は出せても助かる確率が上がる訳ではありません。そのため何とか若い方から無線の資格を取ってもらい登山者への無線機携帯への啓蒙ができないのかを考えていました。そこで、質問です。あなたは、どうして無線の資格まで取ろうとしたのか動機を教えていただけないですか。

私、個人としては山で無線を楽しんでいる者が無線機の携帯を呼びかけていければと思っています。

取り留めの無い内容でごめんなさい。
最後に私が参加しているSOTA JAPANのURLを残しておきます。
http://www.kawauchi.homeip.mydns.jp/sotajp/

もうひとつ、”山と無線”
http://yamatomusen.com/

なんか勧誘してるみたいだな。
まったくそんなことは考えておりませんので。
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<管理人:chi-skさんの返答>
midoさんへ

はじめまして。コメントありがとうございます。
私が無線の資格を取ろうと思ったきっかけは、お恥ずかしい話ですが厳冬期に滑落し一晩ビバークをしたことがきっかけです。 幸い携帯の電波もあったのですが、体感温度がマイナス30度の中で操作のため手袋を外さなければならなかったことと風が強く相手の声が聞こえずらかったことで通話時間もかかり携帯のバッテリーがどんどん減っていきました。その時に、助けてもらうということは、受け身ではなく、救助までの時間を自分でなんとかしなけらばならないのだと強く感じました。その経験から無線の免許を取ろうと思いました。まだまだ電波の入らない場所もあり、無線は自分の命を守るための最後の砦だと思います。
使い方を忘れないように、定期的パートナーとやり取りしているのですが、まだCQは出したことがありません。
教えて頂いたURL、凄いですね。いつか交信できたら面白そうですね。
山で見かけたときは声をかけてくださいね。

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やはり自分で体験してみないと痛さはわからない。
昨年、大峰山系に登ったときも山女子から無線資格の取得方法について訊かれたことがあった。
彼女の場合は、一緒に行動していた友人が水を汲みに谷へ下りても帰って来ず
見に行ってみると足を捻挫して動けない状態だった。携帯で連絡しようにも電波が入らず
結局、友人を担いで電波が届くところまで運びヘリで救助してもらったと聞いた。
その体験から携帯は万能ではないことを知ったので無線資格の取得を考えたようだ。

一人でも多くの登山者が、このことを認識してもらえば
無線をもっと有効に利用してもらえ事故も減るのではないかと思う。
肝心の資格だが、一見するとハードルが高そうだが今や無線人口も減り
簡単な講習を受けてその日に受験し合格ということも可能だ。
彼女のように基礎を知るために講習会を受けるのもいいだろう。

無線機も今やスマホ同様小型軽量化され携帯しても苦にならない。
ましてや価格だって機能を限定すれば1万円台である。
日本アマチュア無線連盟(JARL)もこのような観点で無線資格者の増加を検討してもらいたい。
SOTAメンバーの皆さんも是非賛同いただき山での無線機携帯を呼びかけて欲しい。

それよりも、山頂からの風景を見ながらついでに無線交信して会話を楽しむのが一番だけど。
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by mido811 | 2017-06-15 00:13 | アマチュア無線 | Comments(2)