2017年 06月 11日 ( 1 )
変な汗を搔いた長老ケ岳 SOTA#JA/KT-006
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2017年6月10日(土)
今日はSOTAメンバーやアマチュア無線の
移動先としてメジャーな長老ケ岳に登る。

早朝6時に家を出発。
先ずは亀岡に向かうが出勤時ということもあり
枚方亀岡線を使わず大山崎ICから京都縦貫道で
丹波ICまで一機に走る。

丹波ICを下りR27に入る。
走った途端、風景を見て記憶が蘇ってきた。
それは20数年前に遡る。
京都支店勤務時代に舞鶴の造船所や
自衛隊を担当しよく通っていた風景だった。
未だ縦貫道がなく3時間掛けて通っていた時代の事。

丹波ICからR27→R12→R51と走っていく。
R51の最後は一車線の狭い道になった。
ポイントの薬師神社を通過し右折する。
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今回は、森林ふれあいロードから登るので
分岐を右に進む。左折は仏生峠経由となる。
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ここからは離合できない林道となる。
林道には雪融けで崩れたと思われる
岩や石が林道に散乱しているので注意が必要。
高度が上がると左に”京都丹波高原国定公園誕生”
の横断幕を見てその奥が管理棟・駐車場だ。
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8時前に到着。どうやら一番乗りらしい。
身支度をしていざ出発。
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スタートから広く緑鮮やかな登山道に出合う。
山頂までは3.5kmの道のりだ。
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休憩所を過ぎ苦手な階段が現われた。
つづれ折上の階段はかなり傾斜がきつい。
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1.1km経過すると休憩所があった。
山頂までは残り2.4km
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更に進むと一部崩落し危険箇所があった。
携帯してるハンディ無線機から初めて
違法無線の交信が聞こえてきた。
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危険箇所を過ぎ暫くすると植生が一機に変わった。
緑濃いブナ林のトンネルを抜けていく感じ。
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しかし、清々しい気持ちもここまで。
登山道に動物の足跡らしきものを見つけた。
足跡は四つん這いで歩いたように点けられ
大きさと形、地面の凹み方からすると熊だと思えた。
その足跡は林のほうに向かっていた。
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足跡を見つけてからは、清々しさも吹っ飛んだ。
当然ながら緊張度と警戒レベルは一機に高まった。
熊避けの鈴代わりにハンディ無線機のボリュームを
上げ人の声を響かそうと交信している局を探すのだが
アマチュアはもちろん違法無線すら聞こえず焦った。
暫くはブナに覆われた登山道を歩いた。
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やはりこういう時の単独行は辛いものがある。
誰かに遭わないかと期待するがそれも叶わない。
ブナ林が切れ杉林へと変わった。
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すると正面に電波塔が目に入った。
山頂が近いことが分かり緊張もややほぐれた。
と言っても問題は帰りだよな・・・
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更に進むと先ほどの電波塔の脇を歩く。
関西電力の長老ケ岳中継所のようだ。
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これを抜けると山頂かと思ったがそうではなく
保守用林道(舗装)と仏生峠からの登山道が
合流する場所に出た。さて、山頂はどこだろう。
標識らしきものはなくジオグラフィカの登場。
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ジオグラフィカによると階段へ続く
登山道が山頂に続くとルートと分かった。
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階段を登りつめると東屋がありその先に
山頂を確認。9:30山頂到着。

東屋には先客のご夫婦が食事中で
熊の足跡の話を持ち出したところ
辿ってきたコースに熊が出るらしいと
聞いていたので自分達は
仏生峠から来たと告げられた。
でも熊は出てこないよと言われたが
当事者でないからお気楽だ。
こちらの不安は完全に確信に変わった。
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気を取り直して山頂からのパノラマを
楽しもうではないか。
北を覗けば日本海を遠望・・・・
霞んで見えへんがな。
楽しみにしてたのに。
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東方向を見ると霞んで見える山並みが美しい。
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景色を堪能した後は、無線の準備に取り掛かる。
今日はハイバンドのコンディションがいいので
18MHZ(短波)で運用を予定している。

山頂付近は狭いので山頂より下に伸びる
スペースを見つけそこに陣を張ることにした。
恐らく側にある電波塔建設の為の空地だろうか。
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大和葛城山でマストの一部を破損したが
同じメーカーの9mものを買い足していたため
一部をスペアにして修復した。
その結果、9.3mだったのが8.6mに短縮。

加えてステーを張る治具も既製品から
木製にして軽量化した。ミリ単位での
穴あけはちょっと苦労した。
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風はあるもののマストが短くなった分
安定するのか満足できるエレメントの張り具合になった。
では本日もLet’s SOTA!
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<本日の交信結果>
FT817ND/5W + 8mhIVDP(18MHZモノ)
長老ケ岳  916.9m   SOTA# JA/KT-006
京都府南丹市  JCC2214

10:04 JP7ICP 59/59 宮城県石巻市※18.143MHZ/SSB
10:15 JH2SGC 57/59 静岡県下田市
10:22 JH1OTW 59/59 千葉県東金市※18142MHZ/SSB
10:26 JA3WPN 59/57 堺市中区
10:29 JE1SOF 59/59 東京都江東区
10:32 JP7OGE 59/59 福島県会津若松市
10:40 JL1CML 59/59 千葉県船橋市
10:43 JQ1NNT 59/59 千葉市稲毛区
10:45 7K4GUR 59/59 東京都調布市
10:51 JP6SRV 59/55 福岡県筑紫郡
10:53 JH0TJN 59/59 新潟県長岡市
10:59 JS3IKM/3 59/59 兵庫県佐用郡佐用町※18.148MHZ
11:10 8J1SUIGO 59/59 茨城県潮来市※18.134MHZ
11:13 JN1MLF/1 59/59 群馬県渋川市※18.1287MHZ
11:21 JN1XNI 59/59 東京都新宿区※18.110MHZ
11:26 JH1EWV/1 59/59 神奈川県JA/KN-005※18.160MHZ
11:45 JO6WNE/6 59/59 福岡県うきは市※18.145MHZ
12:02 JO2KVB/2 59/59 愛知県岡崎市※18.140MHZ
各局、FB QSO有難うございました。
今日の18MHZは周波数の空きを
見つけるのに苦労するくらい絶好調だった。
最初は、局間のはざまでCQをだしていたが
被りも酷くなり呼ぶ方に廻った。
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お陰でSOTAメンバーのJH1EWV局と
S2S(Summit To summit)ができた。
また、直接波をキャッチいただいたのか
430Mでお世話になっているJA3WPN局から
コールいただき耳の良さにビックリ。
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QRP(小電力)の醍醐味は大勢の局が
一斉にコールしている状態(パイルアップ)の
中でピックアップされることだ。今日はそれが
何度かあり精神的にも満足できた。(ドヤ顔)

144MHZ/SSBの用意もしてきたが
天気予報の通り雲が広がり風が吹き始めたので
早々に下山する事にした。
下山時には数名のハイカーが登って来られた。
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これからが茨の道の始まりだ。
足跡が頭を過ぎるがピストンするしかない。
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関西電力の電波塔の脇を抜け
元来た道に入ろうとした瞬間、
また見つけてしまった。
ニョロが日光浴中、また何でこんな時に出てくるかな~
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更に進むと足跡を発見したブナ林に入った。
すると向こうから男性ハイカーが鈴を手に登ってきた。
登山者と擦れ違うのは今日初めてだ。
それでも警戒の手は緩めず無線機のボリュームを
いっぱいに上げてノイズ音を撒き散らし歩いた。
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問題のデッドゾーンを抜けたが、代わりに何度か
ニョロとご対面。緊張がほぐれることなく
登山口の休憩所が見えようやく安心できた。
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休憩所の前にあるベンチには若いカップルが
お食事中。微笑ましい光景を見て更に安堵した
その瞬間、最後の最後にこれかよ~。
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駐車場の手前でこちらを見つめる気配が・・
見ると黒い紐のようなニョロ、けっこうでかい。
遠巻きにしながらその場を逃れ駐車場に戻ってきた。
最近どうもニョロづいていていかんなぁ~
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12:40に山頂を出て駐車場には13:25到着。
いかに足早に下りてきたかがわかる。

無線の方はかなり満足できたものの
動物の足跡とニョロで緊張の連続だった。
やはり山登りで変な汗はかきたくないぞ。

おしまい。
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by mido811 | 2017-06-11 10:44 | 長老ケ岳 | Comments(2)