2017年 05月 06日 ( 1 )
迷って、ビビって、地蔵山から愛宕山へプチ縦走 JA/KY-003
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2017年5月5日(金)
GW中はゴーヤの苗も植えたし、門扉の修理もしたし
ということで、大手を振って山へ行けるのだ。

本日は、気になっていた山の一つ
愛宕山の北部に連なる地蔵山だ。
ポンポン山から見ると愛宕山の左峰がそう。
SOTA(頂上無線)では、愛宕山でなく
地蔵山が指定されている。

コースとしては愛宕山から縦走するのが
一般的だが、無線時間を取りたいがため
最短距離になる越畑登山口から地蔵山を目指す。

今回は鉄道&バスを利用する。
しかし、バスは午前に1本しかないため
7:00JR高槻駅発に乗車し京都駅で山陰線に
乗り換えJR八木駅でバスに乗車。
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観光客だらけの京都駅で胡麻駅行快速に乗り換え八木駅に到着。
蒸気機関車が走っていてもおかしくない駅舎だ。
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午前中1本の神吉・原行京阪京都バスが駅前で待機。
乗客は自分含め6名、うち3名が登山者。
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出発から40分走行し目的地”越畑”バス停に到着。
他2名の登山者も降車すると思いきや降りたのは
自分一人だけだった。(ここから既にヤバイ)
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バス停を降りてすぐのところに個人情報満載の
案内板があり地蔵山と書いてある方へ向かった。
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現地にいくと登山口らしきものがまったく見当たらない。
そこで、以前JH0CJH局が絶賛していた登山用アプリ
Geographicaがスマホにインストール済なのを思い出し
スマホを見ながら登山口方向へ移動。
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絶賛されるだけあって一歩踏み出すだけで矢印が移動する細かさで
登山口方向を辿っていくと標識発見。凄い、これは使える。
結局、案内板の芦見谷と書いているのが登山口だった。
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民家の道を登っていくといきなり
アマチュア無線のアンテナが並んでおり
無線屋としては素通りはできない。
見立てでは手前のGPは144/430用
真中はHFのVDP、後方のDPは短いので50用か?
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道なりに進んでいくとありました獣避の柵。
ネットで見たので登山口に間違いなし。
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林道風の広い緩やかな登りの登山道を
進んでいくと右斜面が崩落し道路がコンクリートで
打たれている箇所を過ぎると再び地蔵山方面の標識。
登山道らしきところが崩壊していたので迂回路のようだ。
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更に進むと倒木が斜面や登山道を塞ぐように
倒れている。今年は雪が多かったせいかも。
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ところどころ荒れた登山道を登ると
三頭山との分岐である芦見峠に到着。
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進行方向右が地蔵山に続く登山道。
入るとすぐに関電の鉄塔があった。
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暫くは登山道を示すピンクのリボンが頼り。
途中に旧越畑スキー場の名残なのか
ストーブの部品が転がっていた。
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リボンを頼りに進み植林の中を抜けると
なぜか山を下るようにリボンが付けられていた。
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階段があったのでそのまま下りていくと
なんと関電の鉄塔に出てきた。
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これは関電の作業員用に付けられたリボンではないか。
間違いと分かり、まずは一旦戻って考えることにした。
固定観念というのは恐ろしいものでリボンは
登山道の標だという意識から離れられず暫く周囲の
植林を彷徨い新たなリボンはないか探すのだった。

探しても皆目見当がつかず、気持ちを落ち着かせ
再びGeographicaの登場。見ると登山道を大きく外れていた。
では、どうすればよいか。スマホを見ながら元来た道を
遡ったところ分岐している箇所が確認でき登山道に復帰できた。
ここでもGPSに助けられた。

それにしても関電の作業用と言えど同じ色のリボンを
目印にするのはいかがなものか。
登山道にあるリボンより細かく付けられれば行ってしまう。
結果、痛恨の道迷いで大幅なタイムロスとなった。
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暫くはアップダウンを繰り返して進み
最後に斜度のある直登が待ち構えていた。
さすがにこれは堪えた。数m登っては息を整え
ゆっくりペースだが何とか登りきった。
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悦びもつかの間、背の低い木々の中を
縫うように進んでいくと苦手なものを敏感に反応し
思わずビビって、ワァ~と大きな声をあげた。
心の中では早く逃げてくれと願うが
一向に動く気配はなく足止めを食らうことになる。
どうしてもこの手はダメだ。
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脅かすようにするとヤツは俊敏に木に登り退散した。
もうこれ以上は出るなよと祈りながら進むと
フェンスが囲む場所に出た。
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更に進むと急にお地蔵様が現われた。
昨日ネットで勉強した”西向き地蔵”だ。
このお地蔵さんが山名の由来のようだ。
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再び登山道に戻ると今度は獣避けネットに
沿うように進む。沿道にカタクリが一輪咲き
気持ちが和んだ。
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そして、このネットの先に山頂があった。
11:20山頂到着。道中が長く感じたのか「ようやく着いた~」と呟いた。
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山頂はイメージ通り木々に囲まれ展望はない。
山頂のスペースもHFのIVDPを張るには狭い。
気が付くと正面に男性登山客が一人昼食中、
急いで無線の準備を始めマストを立てようとすると
その男性から「HAMですか?」と尋ねられた。

HAMという言葉自体が珍しく会話をしていくと
男性の父親が違法無線をしていたそうで
幼い頃からHAMは知っていたそうだ。
ちなみに母親も一緒に違法無線をやっていたそうで
母親が出ると違法局が殺到したのが記憶にあるそうだ。
YLさんについては違法であれHAMであれ、
今も昔も変わっていないので笑えた。
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無線のアンテナについては既に運用していた
JP3DGT局のBlogで山頂は木々に囲まれていることを知り
高さが必要と3m位のグラスフィバーの先に
ホイップアンテナをビニールテープで固定することにした。
本日の簡易シャック。
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先程の男性から、そんな短いアンテナで飛ぶのかと
半信半疑なのに無線に興味津々の様子。
では、はじめようLet's SOTA!
【本日の交信結果】
FT-817ND/5W + ホイップアンテナ/RH770
地蔵山 標高947m  SOTA# JA/KT-003
京都市右京区  JCC#220108
12:08 JA3JMP 59/59 大阪府枚方市※144.200MHZ
12:10 JA3KDX 59/59 奈良県天理市
12:16 JR3OEB/3 59/59 大阪府羽曳野市
12:20 JM3HLU 59/59 大阪市旭区
12:28 JM3GVH 59/59 大阪府枚方市
12:30 JJ3NEH 59/59 大阪府東大阪市
12:38 JL3ZAW/3 59/59 京都府亀岡市
12:40 JA3LIZ 59/59 奈良県御所市
12:44 JO3RTF/3 51/55 大阪府茨木市
12:50 JR2XXV 59/59 愛知県清須市
12:55 JP3DGM 55/55 滋賀県大津市
各局、FB QSOいただき有難うございます。
また、J-CLUSTERにアップいただいたGVH局に感謝
申し上げます。無線に興味津々の男性だがCQを出し
何度か空振りになった時にはやはりという顔だったが
JMP局以降次々に呼ばれてからビックリした様子だった。

残念ながら430MHZSSBでもCQをだしたが
こちらは反応無く撃沈。また144MHZでは
JN4TUQ/4広島県福山市移動が受信でき
コールしてみたがQRP(小電力)とホイップアンテナでは非力だった。

交信中には数名の登山者が山頂を訪れたが
終ってみれば一人っきりで山頂独占。
そして、昼飯にカップラーメンのQUTTAとオニギリを食らい
食後にインスタントコーヒーでブレイクだ。
黒い雲が上空を覆い始めたので急いで撤収し愛宕山へ向かう。
縦走路を登り返すと地蔵山の全景が見えた。
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再び従走路を登り返した先にはネットでお馴染みの
反射板を通過。
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反射板からは愛宕山の山頂が確認できた。
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登山道を道なりに進むと旧愛宕スキー場跡を経由し
愛宕山に続く道に合流した。
ここでもスキー場ではない方向にピンクのリボンが
付けられ地図がなければ迷いの原因になりそうだ。
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途中、竜ヶ岳や愛宕山三角点の分岐を通過し
首なし地蔵方面との分岐に到着。
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過去何度か登っていたので愛宕山が近いことがわかった。
この先は、展望が利く場所になる。
先ずは、比叡山。
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北に目をやると比良山系
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続いて、眼下には桂川と嵐山周辺
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15:00愛宕神社に到着。
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帰りのバス時間を考えると休憩も出来ず用を足すだけで
愛宕神社境内を通過し御門(黒門)を抜ける。
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これまで何度か愛宕山に登っているが表参道で
下山するのは初めてかも。
15:20水尾の別れとの分岐通過。
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この先は石段が延々続くのはわかっちゃいるが
長い、長すぎる。それでも我慢の降下で16:30登山口に到着。
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長かった山行もようやく終了。新緑の清滝で
癒されてバス停まではもうひと分張り。
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バス停到着。17:05発阪急嵐山行に乗車し
JR嵯峨嵐山駅に近い嵯峨小学校前で降車する。
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運賃では阪急電車の方が安いが
この時期は観光客が多くバスが定刻通り嵐山に
到着するとは思えない。
ここは、高くても早く着くJRを選択。
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電車の連絡もよく18:00にJR高槻駅に到着し帰宅した。
今日は、道迷いがありニョロにビビり気持ちが折れそうな
一日になりかけたが、反面無線の方は予想以上に飛びもよく
たくさんの局から呼ばれたのでマイナス部分は帳消し。
でもニョロだけはやっぱりダメだ~。

おしまい。
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by mido811 | 2017-05-06 22:43 | 愛宕山・地蔵山 | Comments(6)