2017年 03月 29日 ( 1 )
悲しみの一等三角点和泉葛城山 JA/WK-028
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2017年3月26日(日)
週末を迎えるまでに登る山を決めていた。
それは、和泉葛城山。

しかし、土曜日は想定外の用事ができ行くことができなかった。
翌日の天候は午後から下り坂、ならば山頂まで車で登ってしまえと
近畿自動車道から阪和道に入り岸和田和泉ICへ向かった。
途中にNHK大阪第一、第二(JOBK)の送信塔がある。
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岸和田和泉ICを下り40号線を道なりに走り
牛滝温泉を分岐して林道を進み山頂駐車場に到着。
駐車場は数ヶ所あるが目指す一等三角点に近い側に停車。
すると、オフロードバイクの集団が大挙して駐車。
侵入禁止道を無視してオフロードバイクが走っているとネットにあったが
この駐車場は彼らの常用場所なのかもしれない。
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身支度して駐車場を離れる。
SOTAが指定する和泉葛城山は山頂(858m)ではなく一等三角点(866m)だ。
その一等三角点は分かり難いらしいのでGoogle先生頼りに進む。
先ずは、進入禁止の柵がある舗装道路に入り道なりに進む。
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道路沿いにはアメダスや国土交通省の無線中継所が並ぶ。
前回の比叡山同様、ここも中継所銀座のようだ。
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更に進むと林道らしき道と分岐する場所に出る。
その舗装していない左側の林道へ進む。
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暫くは無舗装の道が続く。その先はガレた急登に続いていく。
ガレた道にはくっきりと轍の後が着いていた。恐らくオフロードバイクの
コースになっているものと思われた。
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急坂を登りきると関西電力の中継所が建つ。
その側に何やら棒のようなものが見えた。
近づいて見ると文字薄く”一等三角点”とあった。
”一等三角点”となれば、それなりに威厳ある扱いではないのか。
しかし、これは悲しすぎる。
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ここが、本来の葛城山山頂だと云わんばかりに
個人が作成した山頂標識がひっそりぶらさげられていた。
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天候は午後から下り坂。既に林道を走っているとフロントガラスに雨粒が
落ちてきていたので急いで無線の準備を始める。
今日は叶うならHF(短波)7MHZでと思っていたが
アンテナを設置する場所が中継所脇の斜面しかない。
林道にはあのオフロードバイクが爆音をたてて走り去っていく。
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猶予もないので釣竿マストを建てそこへホイップアンテナ装着した。
足下を見ると忘れ物と思しきペプラスチックペグを見つけた。
やはり考えることは皆同じ、ここでアンテナを設置したに違いない。
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周囲は杉林に囲まれどう見ても電波が飛ぶように思えないが
祈る気持ちで430MHZ/FMでCQをだすことに。
それではLet'SOTA!
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【本日の交信結果】
FT-817ND/5W + ホイップアンテナ/RH770
和泉葛城山(一等三角点)866m SOTA# JA/WK-028
和歌山県紀の川市 JCC2608
12:05 JA3WPN 59/59 堺市中区 ※433.100MHZ
12:10 JA3LSY 59/59 兵庫県尼崎市
12:15 JI3FII/3 59/59 神戸市東灘区
12:20 JA3RHL 59/59 兵庫県淡路市
12:23 JH3JFF 59/59 堺市堺区
12:33 JA3HKR 59/53 大阪府豊中市
各局、FB QSOいただき有難うございました。
電波環境が悪いにも関わらず拾っていただき感謝です。
雨が本格的に落ちてきたためQRTいたしました。

交信中もオフロードバイクが何度も三角点がある林道を
爆音をたてて走り去っていきました。
バイクに乗る者が若者ならば話としては格好がつくのだが
乗っているのは高齢者、それも見た感じ60歳は過ぎてそうな爺さん達だ。
故に非常識と罵倒する前になにか悲しいものがこみ上げる。
本来は指導すべき立場にある人達だ・・・
何か後味が悪い思いをしながら機材を撤収し駐車場に戻ることにした。
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小雨降る中、駐車場まで戻ってきた。
しかし、折角来たのだからと山頂と展望台を見に行くことにした。
山頂は、駐車場の更に上にある八大竜王社という神社にある。
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八大竜王社は大阪府側と和歌山県側に背中合わせで並んでおり
その真中には、個人が製作した山頂標識が掲げられていた。
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更に展望台へは神社から続く登山道を歩くと直ぐに現われた。
快晴だと展望が利きそうだ。それに電波も飛びそう。
同じ思いの人が居るようで展望台から無線交信の音が響いていた。
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展望台に上がると360度全方向を展望できる。
そこへハンディ無線機を持つ男性がいたので声を掛けてみた。
すると4アマでCB無線の愛好家の男性でこれから高知県の
オンエアーミーティングに参加するため待機していた。

その昔、SONYのICB-650で遊んでいた頃を思い出した。
その当時は、違法CBトラックが占拠しローカルラグチューばかりだったが
今や遠距離交信ができるなんて思いも寄らなかった。
それと先週比叡山で見かけたCB局もイベントで結集していたと判明。
アマチュア無線よりもフリーライセンスの方が流行ってるのは何だろう?
と思いながら展望台を離れた。駐車場へ戻る途中、大望遠レンズ付きカメラ
と共に迷彩服を着たバ-ドウォッチングらしき人達が立っていた。
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バードウォッチングができるということは植生も豊かということになる。
オフロードバイクとは反目するように寡黙に待つ人達がいて面白い。
山頂には広い駐車場と東屋があって無線で移動するには格好の場所だ。
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山頂から一等三角点のある関西電力の中継所(奥)を望む。
本降りの雨になり元来た林道で戻る。
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阪和道を経て近畿自動車道に入る頃には
かなり強い雨になったが予定よりも早く帰宅できた。
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ヤマレコではユキワリイチゲやシュンランが咲いていると報告があり
登山道を辿りたかった。次回は天然記念のブナ林を歩いてみよう。
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by mido811 | 2017-03-29 13:20 | 和泉葛城山 | Comments(2)