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室生火山群の大洞山・尼ケ岳でSOTA運用-1 JA/ME-022・024
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2017年10月1日(日)
たまたまFACEBOOKでスキ真っ盛りの大洞山がクローズアップされていた。
気になって調べたら短時間で登れることが分かり
同じ登山口から伊賀富士と呼ばれる尼ケ岳にも登れることも分かった。
一度で二度美味しいとはこのこと、おまけに二座ともSOTA対象の山なので
秋を満喫がてら出かけることにした。

Googleマップで確認すると我家からは2時間50分の道のり。
早朝3時起床、4時に家を出発し近畿自動車道吹田ICに入り
松原JCで西名阪道に乗り継ぎ福住ICで下りる。
福住ICから広域農道25線をひた走りR369伊勢本街道に合流。
R369からR368に続き倉骨林道に入り倉骨峠に到着。
到着後、車から降りると足がガクガク笑ってた。
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着いてみると先客は誰もいない。
風に煽られてススキが揺れるだけ。
登山口の横に駐車場なる空地を見つけた。
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こんなところで熊に遭遇したらどうしようかと不安が過ぎったが
さっさと身支度して大洞山に向かうことにした。
風に煽られススキがゆらゆらと揺れ青空との相性は良さそうだ。
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先ずは、大洞山登山口の階段を上り登山道に入った。
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登山道は広々として気持ちがいい。
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暫く進むと分岐に到着。真っ直ぐ行くと東海道自然道で「スカイランドおおほら」へ続く。
分岐を右に入ると大洞山雄岳山頂になる。
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進んでいくと木製階段が現われた。それも傾斜のきつい階段だ。
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階段登りが終わると尾根を登っていくように見えた。
先程の階段歩きで火照った体を冷たい風が心地良い。
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尾根を上がると再び急登が待ち構えていた。
どうやらひたすら登る、登る、登るだ。
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当面は下るという文字はなく登り切ったところで稜線に出た。
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稜線からは周囲の山々が確認できた。いい眺めだ。
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稜線を進むとフィニッシュとなるススキのトンネルを抜けて・・・
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大洞山の最高点雄岳1013mに到着。早かったなぁ。
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見れば横に長いスペースの山頂だ。
これならHF用の大型アンテナを上げることができる。
携帯していたハンディ機からは430MHZで山梨県の北岳の移動局がCQが聞こえてきた。
早速コールするがパイルアップの様子。ホイップANTで5Wでは非力で反応なし。
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展望はというと霞みながらも伊勢湾を確認。
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いよいよギボシIVDPをあげる事ができるとワクワクしながらも
風が強いので少々心配。
マストは標識に細紐で縛れば倒れることはなさそう。
そのマストを上げたはいいがエレメントが風に煽られ近くの木の枝に引っかかった。
何度も枝と格闘してようやく外れた。次は引っかからないよう注意してマストアップを図った。
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今度はうまくいった。無線機にアンンテナを接続して7MHZを受信。
今日はコンディションが良いようで3KHZ置きに使用され入る余地がなさそうだ。
と、ここまではよかったが念のため無線機のSWR計を確認するとフルに振っている。

接点不良か?ワニ口の接続を確認したが問題なさそう。
再度SWRを計ると同じ結果になった。今度は周波数を切り替えてみると50MHZで
SWR計が振らなくなった。ということは、初段の50MHZのところで断線?
原因特定する時間もなく、このまま50MHZで運用ることにした。
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【本日の交信結果】
FT-817ND/5w + IVDP
大洞山雄岳 標高1013m  SOTA#JA/ME-022
三重県津市 JCC2101

09:21 JR2RSH 59/59 三重県鈴鹿市※50.220MHZ/SSB
09:25 JE2VDA 59/55 名古屋市南区
09:28 JE4MHA 51/51 岡山市南区QRP
09:34 JA2KMS 59/59 三重県津市
09:38 JE3WQU 59/51 京都府相楽郡精華町
10:25 JF2BER 59/59 愛知県知多市※433.180MHZ/FM
10:26 JM3GVH/3 59/59 大阪府交野市
10:28 JA3JCH/3 59/59 二上山
10:31 JA3WPN 59/59 堺市中区
10:33 JP3LXA/2 59/59 大台ケ日出ケ岳
10:36 JP3LOW/2 59/59 大台ケ日出ケ岳
10:37 JN3TZB/2 59/59 愛知県西尾市佐久島
各局、FB QSO有難うございました。
50MHZでのレスポンスを心配していたが各局よくウォッチされ
CQを何度か出すとコールいただき感謝。しかし、50MHZの飛びは納得いくものでなく
標高頼りでは難しいなと感じた。それに反し430MHZは移動局も多く
沢山の局に呼んでいただきこちらも感謝。残念ながら次の尼ケ岳への移動もあり
涙を呑んでCLにさせていただいた。

50MHZでの運用を終え再度ワニ口の接点を確認したところSWR計は振ることなく
問題なく動作していた。せっかくなので、CQを7.125MHZで出してみたものの
全く反応なく撃沈。今回のことでアンテナの接点不良の確認方法に課題を残す結果となり
撤収作業にかかった。

山頂は運用中にご夫婦が1組が雌岳から来られただけで静かなものだった。
次は尼ケ岳に移動、その山容を山頂から望めることができた。
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では、再びススキのトンネルを抜けて下山開始。
登りでは気付かなかった周囲の山容を見ながら下りていく。
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急登なら、もちろん帰りは急坂が続くので慎重に下りていく。
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登攀中は快晴だったが下山時は雲が広がり怪しい天候に悪化し始めた。
木製の階段を下りてホット一息ついて東海自然道に合流。
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無事に倉骨峠登山口に戻った。
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折角、HFの運用ができると張り切ったもののアクシデント発生で思惑通りにはいかず。
気を取り直し、次なる尼ケ岳へ向った。
次葉に続く。
by mido811 | 2017-10-04 01:24 | 大洞山・尼ケ岳 | Comments(0)


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