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ギボシアンテナ調整終了
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2017年9月10日(日)
今日もいい天気。
本当は、山へ行く予定だったけど疲れて爆睡して寝過ごしたので取りやめ。
代わりに昨日から調整いていたギボシもどきワニ口クリップ
アンテナの調整をすることにした。クリップはテイシン製のモールドクリップというもので
0.3スケの細いケーブルでも圧着することができる。
絶縁板は100均の薄型まな板を裁断し両端に2個穴を開けケーブルを
通すことで抜けをなくし且つ軽量化を図った。勿論、QRPなのでバランはなし。
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いつものように神峯山寺の森へ早朝から向かった。
というのも昨日は駐車する車で埋っていたのでアンテナの設置場所で苦労したから。
今回は、1番のりかと思えば3番目。こんな早くポンポン山に登ってどうするの?
しかし、余裕で設置場所が確保できたので既成事実として早々にマストを立てた。
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昨日の課題だった21MHZのエレメントの寸足らず事件は
格好悪いけど家で5cmほどハンダで継ぎ足した。
これで18MHZの寸足らずは避けられるはず。
残る14MHZや7MHZは祈るしかないが順々に詰めていった結果
21MHZ以外は何とか現状の長さで追い込むことができた。

何事も経験なのだが、昨日は21.4MHZで共振していたから
5cmも継ぎ足せば21.2MHZに戻せると考えたのだが
環境の変化なのか足しても共振点は逆にやや悪化してしまった。

そもそも50MHZの調整でずっこけ僅かな負の誤差が積もって
後に響いていくというのはよく理解できた。それと短縮率(0.95)を
加味した上でエレメント長を計算したが実際には短縮率は
無視したほうが無難と思えた。
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ところでAA-600の導入でターゲットの共振点に近づける作業時間が
大幅に短縮できたのは云うまでもない。
残念ながら50Mと21Mはターゲット周波数と乖離しているが
SWR1.5圏内にはあるので実用には問題ない。

一つ気になるとすれば、50MHZのSWRは1.27なのに
FT-817のSWRではバーが1本たつのだ。他のバンドでは
SWRのバーは立たないのに・・・。
また、21MだけがSWRが高いのは何故なんだろう。
真逆で18Mは何でSWRが低いのだろう。
まだまだ理解できないことがたくさんある。


ターゲットと実際の周波数を備忘録として記載。
ターゲットf      実質f / SWR
50.2MHZ      50.8MHZ/1.27
28.5MHZ      28.49MHZ/1.16
24.97MHZ     24.98MHZ/1.34
21.2MHZ      21.45MHZ/1.43
18.13MHZ     18.118MHZ/1.03
14.2MHZ      14.218MHZ/1.07
7.12MHZ      7.103MHZ/1.1
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調整終了後、ツィッターで7MHZでCQをだすとアナウンスしたところ
JP3JCU局、JP1QEC/1局からコールいただき感謝!
レポートもピークながら59をいただいた。

21MHZではA31MM(トンガ王国)が聞こえコールしてみたが反応なし。
また50MHZでは高野山移動が聞こえただけでバンド内は閑古鳥だったがこれって本当だろうか。
どうであれ自作したものが実用になるのは至福の悦びだ。
地味な作業だったが自分にとってはストレス発散になった。
by mido811 | 2017-09-10 23:15 | アマチュア無線 | Comments(0)


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