ラッセルの半国山でSOTA移動 JA/KT-017
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2017年1月22日(日)

先週は愛宕山の隣、地蔵山へ登る予定が
寒波襲来の余波を受け敢え無く中止。

今週末リベンジと考えたが情報では
愛宕山にはかなりの積雪があり地蔵山へ抜けるのは難しそう。
ならば違う山を探すしかない。(山難民)

そこで、候補となったのが亀岡市の半国山だ。
SOTAメンバーのJP3DGT局のレポでは
山頂が広く全方位の展望が利くということだった。
気になるのは先週の寒波による積雪だが
我家から近いこともあり即決定。

半国山へは大きく3つのルートがあり
最短の千ヶ畑コースを辿ることにした。
8時過ぎに家を出て府道6号で一路亀岡市を目指す。
高槻市北部に入るといきなり路面が一面真っ白。
何とか通過して亀岡市内に入った途端路面の凍結はまったくなかった。
亀岡市の方が寒いはずなのに・・・ちょっとショック!

その後、バカナビを頼りに湯の花温泉街を抜け
加舎の里カントリーを過ぎると目的の登山口に到着。
駐車場の代わりに4-5台駐車できそうな広い路肩があった。
既に2台が駐車し男性2名が登山口へ向かうところだった。
しかし、これが後々ラッキーなことになる。
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小雨降る中、身支度をして10:00に出発。
所々に残雪を見るが未だ山頂の様子を知る由もない。
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登山口から100m進むとチェーンが張られていた。
その前方を見るとけっこうな雪が残っていた。
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緩やかな登りを更に進むと全面雪に覆われ始めた。
雪は、シャーベット状で滑ることなくかえって歩き易い。
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更に進むと一目で積雪量が増えたことが分かった。
足跡が残されていたが、真新しく先に登った男性のものだと思えた。
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林道から杉林に入ると更に雪が深くなった。
しかし、先行の登山者の足跡を頼りに進むので臆する事はない。
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勾配はさほどでもないのに積雪量は随分増えた。
相変わらず先行者の足跡をたどる。
傍には動物の足跡もチラホラ。
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先行者の足跡を辿るものの前方に目印のテープが見えるのに
コースを外れ更に辿っていくと再び元のコースに戻っていった。
どうやら道を間違えて戻ったようだ。他力本願でついて行くのも良し悪しか。
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杉林を抜け稜線らしき場所で休憩中だった先行の男性登山者二人と出遭った。
挨拶を交わし初めて来たことを告げると、この山は標高はさほどないが
雪深いので舐めたら大変だと教えてくれた。彼らは毎週山頂まで登り
るり渓方面に下山後再び登山口まで登り周回しているそうだ。
見た感じ若く見えたが、歳は70歳過ぎと聞いて驚いた。
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そして、もう一人の男性から山頂へは、ここを真っ直ぐ行って
標識が見えたら左方向へ曲がればいいと教えられた。
実は、この先は動物の足跡だけしかなく人の足跡はない。
ということは、ラッセルして進まなければならないのだ。
大丈夫、オレ達も後から行くからと背中を押されしぶしぶラッセルすることとなった。
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真っ直ぐと言われても・・・見ると動物の足跡は真っ直ぐ伸びていた。
一か八か辿ってみるかとその通り進むことにした。
動物は3-4種類で全く交差することなく平行して伸びていた。
すると、言われた標識に無事到着したのだ。
その足跡は山頂ではなく宮川神社方向へ伸びていたので
標識で男性達を待つことにした。
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男性は標識に到着するなり、よく辿り付けたなと褒められたが
まさか動物の足跡を辿りましたともいえず苦笑いで返した。
ここから山頂まではオジサン達に任せて再び後を付いて行くことにした。
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さすがに通い慣れているだけあってガンガン進む男性二人。
そして、ついに空を見上げる急登に差し掛かった。
ひょっとして、その向こうは山頂?
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急登も足取り軽く登るその先に山頂標識確認。
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11:40山頂に到着。
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先ずは先の男性二人に到着の御礼を申し上げた。
その後、男性達は直ぐに下山するといい下りていった。
私はこの後無線交信をするため一人山頂に留まった。

雪のイメージはなくHF(短波7MHz)での運用を
考えていたのだが、これではアンテナを立てるどころではない。
辛うじてVHF/UHF用の伸縮アンテナを持参していたので
FMハンディ機で電波を出すことにした。
アンテナは枯木にクリップで挟んで装着した。
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【本日の交信結果】
アルインコDJ-S57/5w + ハンディホイップアンテナ/RH770 433.100MHZ
半国山 標高774.2m SOTA JA/KT-017
京都府亀岡市 JCC2207
11:59 JA3WPN 59/59 大阪府堺市
12:00 JK3ZCR 59/57 大阪狭山市
12:02 JH3SKC 59/59 大阪府岸和田市
12:04 JK3STX 59/59 奈良県奈良市
12:05 JQ3MZL 59/59 大阪狭山市
12:06 JM3GVH 59/59 大阪府枚方市
12:06 JA3HKR 59/55 大阪府豊中市
12:07 JG3ADL 59/59 兵庫県伊丹市
各局、FB QSO有難うございました。
たくさん呼んでいただきましたが、山頂の天候が
急変し吹雪きはじめたこともあって安全確保から
QRT(終了)させていただいた。ご容赦願います。

残念ながら今日の山頂は霞んで展望が利きかず。
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12:20撤収を済ませ下山開始。
自分でつけたトレースをたどり標識まで一機に移動。
雪質の関係なのか足を入れても沈むこともなくさらっとして気持ちいい。
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時折、射す日の光が雪を照らし登りとは違った景色を見せてくれる。
これが山の楽しさでもある。
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静かな山に雪を踏む音を響かせながら
自然が創る風景を楽しみ歩く。なんと贅沢な時間だろう。
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杉林の間を真っ直ぐに延びる登山道。
登りでは気付かなかった。
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杉林を抜けたあたりで”草大福”を口に入れた。
考えてみれば、朝食後何も食べていなかった。
エネルギーを補給したところで一機に下山にかかった。
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13:30登山口に無事帰還。
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天気予報では午後から雪か雨の予報。
予報通り怪しい雲に覆われてきた。
どうやら早々に下山したのは正解だったようだ。
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結果として楽しい雪山ハイクだった。
これも先行でトレースを付けてくれた地元のハイカーさんのおかげ。
逆に先行で登っていたら山頂には行けず途中でリタイヤしていたかもしれない。
いやリタイヤしていただろう。そういう意味で今回は本当にラッキーだった。

今回は展望と無線を楽しむことが出来ずに終ったので
リベンジとして再度登ってみたい山になった。

おしまい。
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by mido811 | 2017-01-24 00:38 | 半国山 | Comments(2)
Commented by あぶ at 2017-01-24 10:33 x
こんにちは。
今年は関西方面が酷い雪になっていますね。お気を付けください。といいつつ、早速の雪山の便りを拝見しました。結構積もっていますね。踏み跡が確認できるのは雪山でありがたいところですが、逆に踏み跡がないと登山道もなにもなくなってしまうので困りますよね。どこでも歩けばよいと言われますが、GPSを持っていても他生の目印がないと不安ですよね。今回は楽しめたようでよかった(^^♪7Mも張ればよかったのに?とちょっと思いました。
Commented by mido811 at 2017-01-25 01:01
あぶさん、こんばんは。
コメント有難うございます。
昨年に比べ積雪量は多く久し振りに雪山を堪能できました。
しかし、積雪量にもかかわらず奇跡的にもアイゼンなしで歩けたのは驚きでした。

やはりトレースのないところは歩くべきではないと思います。
雪屁やツボ足になる可能性が高いので避けるようにしています。
それとHFのアンテナの件ですね、
結局、マストを雪の中で立てるのは大変そうなので諦めました。




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