第一級アマチュア無線技士試験 私の学習方法
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アマチュア無線1級を目指している方々で私と同世代の方の参考になればと思い
私の受験勉強方法について書きたいと思います。

これは決して合格したことを自慢したいがためでなく
私も最初は勉強方法がわからず苦労した経験があったので
お役に立つことを願い恥ずかしながら書かせていただきます。


これまで上級資格をとりたい気持ちだけが先行し新刊の参考書を見つけては
買いあさった結果写真のとおり参考書だらけです。よう、こんなに買ったもんです。
悲しいかな金をいくら注ぎ込んでも欲しい資格は取れないんですね。
今回、実際に使ったのは参考書1冊、過去問題集CD、BLOGだけでした。
わかっちゃいるけど要は自分次第。


そもそも私は文系出身の初老のオッサンです。高校1年で電話級、現在の4級を取得し数年は
50MhzでQRVしたものの大学入学以降は局免こそ維持していましたが現在までQRT状態でした。
定年後は上級ライセンスを取ってCWを楽しみたい等と考えていましたが
加齢による記憶力や気力の低下を実感すると定年後にライセンスを取るなど至難の業ではないかと
考えるようになり、だったらいつ取得するの?「今でしょう」となったわけです。
ただし、取るのなら一発で取ると決めていました。というのは今の自分にはモチベーションを
維持しながら2-3回トライする方がもっとハードルが高くなると思えたので。


実際に勉強するにしても何から手をつければ良いかさっぱりわからず
片っ端からネットの受験体験記なるものを読みあさりました。しかし大半の方が
ハム現役者やライセンスのステップアップを目指す方ばかりで
受験の3ヶ月前から過去問題をやったとか1ヶ月前で十分とか
私からするとホンマか~?と甚だ胡散臭いとしか思えず参考にできませんでした。


結局、自分なりの考えで無線工学や法規の言葉、内容に慣れることを優先し
記憶しても忘れるので、記憶するのでなく脳に刷り込ませようと考え
繰り返し参考書を読むことから始めました。


続いて「皆空の中で...」というBLOGに出遭い知識薄い自分でもできるというか前向きになれました。
公式を忘れても解ける解法手順を丁寧に掲載されていますが、公式を使って難しく表から入るのでなく
裏から入ると実はこんなに簡単なことをやってるというのをわからしめてくれたBLOGでした。
私にとっては目から鱗でしたので一気に理解が深まり計算問題がドスコイ状態になっていきました。


そうなると残すは過去問題を繰り返し解いて出題内容と解法手順を紐付けて脳に刷り込むだけ。
しかし、落とし穴がありました。無線法規です。これこそ覚えるしかないのでしょうが
出題では条文全文をみれば解答できるものが一部抜粋として出題され
迷わせる問題が結構あります。その為、出題の条文抜粋が条文の何に当たるのかを知るため
一度条文全体を読み込むことが必要と感じました。


あとは自分を信じて決めたことを繰り返すのみです。
参考書や学習の進捗は以下の通りです。



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-使用参考書等-

1)第一級アマチュア無線技士 合格精選400題試験問題集 
 吉川忠久著 東京電機大学出版局  ¥2.900

【選定理由】
以前も書いたように前文に「やみくもにいくつもの本を読みあさるより、本書の内容を
繰り返し学習することが効率よく合格するこつです。」との文章が心に刺さり
書かれているとおり繰り返し学習してみようと思ったことと、問題の次頁に解答があり
問題によっては丁寧な解説もあってみやすいところ。また、過去の問題傾向を網羅しており
パターンとその解法手順を覚えることで大半の問題に対応することができると思えた。




2)第一級アマチュア無線技士国家試験問題と解答・解説集
 QCQ企画  ¥3,875

【選定理由】
ネット上に過去問題集を掲載するサイトを利用するのも良いが、あるBlogで
QCQ企画の問題集を使うとその場で解答がわかるし解説もついていて
時間効率があがると書かれていたので購入。結果はその通りで正解でした。
ネットでは問題と解答が分かれており確認するのに時間がかかり面倒。



3)Blog「皆空の中で...」1アマ試験_無線工学問題のコツ
http://take103.blog.fc2.com/blog-category-31.html

【選定理由】
このBlogに出会ったがために合格できるという気持ちになり勉強を続けられたといっても
過言ではない。無線工学の解法を公式を使わずに解く方法を丁寧に解説されており
無線工学の計算問題や勉強方法含め悩んでいた自分にやれるという自信をつけてもらった。
こちらは、プリントしてバインダーに入れて整理した。



4)第1級ハム国試 直前総仕上げ 
  野口幸雄著 CQ出版  ¥1,500

【選定理由】
保険のつもりで購入。慌てて出版したのか記述間違いが多くやはり保険でした。
あくまでも確認用として持つなら可。
この手の本は記述間違い等本来は許されないと思うが・・・

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-学習の進捗-

1月:第一級アマチュア無線技士 合格精選400題試験問題集を見て上述の理由で衝動買い。
   勉強方法がわからずネットで受験体験記を調べるがヒットするものなし。
  

2月:電話級取得より30年以上を経過し無線工学用語等はさっぱりわからない状態だったため
   用語に慣れる意味も含め内容を理解するのでなくひたすら毎日読むことに専念する。
   無線工学は行きの通勤電車約20分程度、無線法規は帰宅の電車の中で20分をかける。
  
  

3月:参考書の読破を続ける。偶然にもBlog「皆空の中で...」に出遭い難解と思えた無線工学の
   計算問題の苦手意識が解消。やはり文系人には意義とか定義とかでなく手法を理解する方が早い。
  

4月:無線工学は計算問題が解答できるようになり通勤時間での読破も問題に対する解法手順が
   頭に浮かぶようになってきた。


5月:4月下旬からQCQ企画の過去問題集を活用し始める。はじめた頃は無線工学に集中し
   4月の国試工学は合格ラインをキープ。しかし、無線法規は合格以下だったため
   法規の重要性を痛感。それ以来、平日は無線工学・法規1回分づつ週末は3回分(1年間)
   をノルマにした。そして受験勉強漬けにするためマイBlogは閲覧せず放置。


6月:通勤時間内で参考書読破と過去問題集の解答という併用スタイルが定着しこれを繰り返す。
   読破時間も内容を把握するにつれ短縮され読破回数が増加。


7月:通勤時での参考書の読破と帰宅後の過去問題解答の繰り返し。
   過去問題は余裕もあって過去5年⇒10年間に及び解答。


8月:本番

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-まとめ-

一冊の参考書を繰り返し読み込み出題と解法手順を記憶でなく脳に刷り込む。
無線工学の計算問題は「皆空の中で...」で公式を覚えるのでなく解法手順の一つとして公式を
脳に刷り込む。過去問題を何度も繰り返し弱点の早期発見と克服をする。特に法規を侮るなかれ。
後は、優柔不断にならず決めた事を愚直に繰り返し本番に臨むだけ。

これからチャレンジしようという皆さん、チャレンジしようとするマインドを持つことは
すごいことです。それを実現するのに少しでも参考になれば幸甚です。
 
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by mido811 | 2013-10-20 16:00 | アマチュア無線 | Comments(0)


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