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雨男、山バッチ欲しさに登る霧氷の八経ケ岳-1
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2012年11月3日
山行レポです。

早朝、3時過ぎに高槻を出発。
順調に車をとばし天川村に入るが、そこからが思いのほか長かった。
ミタライ渓谷沿いを走り始めると後方に数台がついてきた。
目的地の行者還トンネル西口には6時過ぎに到着。
しかし、駐車スペースはほぼ満杯で僅かなスペースを見つけて駐車できた。
しかし、その後もひっきりなしに車がやってくる。
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それよりも心配なのは天候だ。
予報では快晴のはずが暴風と寒さ。
おまけに山のテッペンは何やら白くなっている。(ひょっとして・・)
しかし念のために防寒対策としてザックに厚い手袋そしてスパッツ(パッチ)を
履いてきた。我ながら準備の良さにほれぼれする。
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いつもの登山口に入ると紅葉のトンネルを抜ける。
これから何かのゲームが始まるようなワクワク感があるな。
でも相変わらず風は弱まるどころか慇懃無礼に吹き荒れている。
正しくスタート台のような三角橋が見えてきた。
これを渡るとゲーム開始。

急登のはじまりだ。
これから尾根筋の奥駆道との出合いまでは登りのみ。
滑りやすくルート判断に少々を頭と体力が必要だ。
今日のオレは昔のオレではない。
急がずゆっくり休まずに登っていく。
どうだ、さほどダメージもなく出合いに到着したけど・・・風は益々暴徒化している。
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到着の褒美として一口羊羹と熱いお茶を一口含む。
じっとしていると風邪に体温を奪われるので早々に出発。
歩き始めて直ぐに周囲の環境が一変する。
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やけに木々の枝が白いぞ。
林も白いし白いものも風に飛ばされている。
山のテッペンが白い理由はこれか。
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良く見ると樹氷のようだが季節ではない。
とすれば、霧氷だ。橋幸夫だ。
いち早く冬のファンタジーランドを抜ける気分に暴風なんか忘れてます。
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歩を進めれば進むほど霧氷は大きくなりますます白い景色が覆い始める。
時折、雲が切れて青空が覗くと青とのコントラストが素晴らしい。
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8:20弁天の森到着。
標高1600mだから残り390mを登るらなければ
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素晴らしい霧氷の森を抜け9:00には理源大師像に到着。
これで半分くらいか
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霧に隠れていた弥山の姿が見え始めた。
この先は尾根歩きから弥山への登りが始まる。
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登り始めて間もなく後方から人の声がし始めた。
振り返ると団体さんがやって来た。逃げるか通すか・・・思案している間にあっという間に抜かされた。
記憶では弥山頂上手前は木製階段が続いていたはずだが
正しく今、真っ直ぐに延びた階段を登ろうとしている。
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標高を稼いでいくと周囲が開け登ってきた尾根筋が白く光っている。
まさに白い筋を辿ってきたのだ。
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進むほどに霧氷は大きくなり積雪と変らない景色になった。
暴風は止み代わって太陽が顔を出し温もりを感じ始める。
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最後、もうひとふん張りして弥山小屋を捕らえた。
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10:14弥山小屋に到着。
今日の目的である山バッチを買わないければと弥山小屋へ向った。
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続く・・・・・
by mido811 | 2012-11-19 22:00 | 大峰・八経ケ岳 | Comments(0)


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