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冬の愛宕山で鳥肌たつ-1
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1/17(土)いつもポンポン山から眺めていた愛宕山へ行って参りました。
近くて遠い存在でしたがようやく登ることが出来ましたが
今回もアクシデントあり恐怖ありのスルルングな登山となったのでした。

7:32高槻発の新快速に乗車し京都駅8:10発の京都バスに乗り先ずは
清滝を目指す。バス停は登山客で長蛇の列、さすが金剛山や六甲と並ぶ
メジャーな山だけあって人気が窺える。
バスに乗り込みいざ発車すると運転手が「エンジンの調子が良くない
ので途中で代替車両に移動していただきます」といきなりのアナウンス。
嫌な感じがする・・・今日一日を予感させる出来事になった。

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アクシデントがあったものの嵐山から多くの登山者が乗り込み超満員で
9:10過ぎには終点清滝に到着。一番最後に下車して登山口へ向かった。
メジャーな山なので標識がたくさんあって迷うことナシと勝手に解釈して夕べ
簡単なルートマップを見た程度。ルートは一般的な表参道でなく月輪寺経由で
山頂を目指すつもりであった。表参道の鳥居の横にある道が月輪寺ルートと
記憶していたが、道には「この先行き止まり通り抜けはできません」の看板が
立ち手前の階段には愛宕山登山道を示す看板があったので、階段を上がって
行くとケーブルカー跡らしき勾配にオバサン登山者3名が登っているのを発見し
このことが完璧に月輪寺コースだと信じ込む裏付けになってしまった。

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結構きつい勾配でトンネルもあって不気味に思いながらも先行の登山者を
追うように登っていった。3つ目のトンネルにさしかかったところで通行禁止の
表示を見てか?先行の登山者は右へまわり山へ入っていく様子を視認。
自分も追うように山へ入ったが、道無き道の状況で足跡を頼りに進んでいった。
すると足跡は途絶え先行のオバサンの登山者の姿が見えない。健脚そうには見えなかった
けどただただ速いなと感心するだけで、道が違うなど疑う余地など無かった。
進むにつれ藪こぎ状態になりながらも、たまに足跡を発見したり枝に結ばれている
リボンを発見したことで間違いでないという思いこみが一層強くなった。

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藪漕ぎが続くと流石に間違っていると思い始めるが、その時には後の祭りで
来た場所さえ分からなくなっていた。頭には、こんなメジャーな山で遭難かよ~と
呟きながら、とにかく稜線に出ようと考え登ることにした。不思議と藪の中には
所々足跡が残っていたが何処へいくんだろうか?悪戦苦闘の末、多くの足跡の付いた
道らしきものに辿り着き一旦北へ進むが行き止まり、引き返して進むと明るくなり
表参道の25丁の休憩所に出た。この時の気持ちは正直「助かった~」である。

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・・・・・・続く
by mido811 | 2009-01-19 00:41 | 愛宕山・地蔵山 | Comments(2)
Commented by まさぽん at 2009-01-19 22:56 x
あ~あ、いっちゃいましたねー。

橋を渡って(たぶん「行き止まり」看板のほう)右手の川沿いに15分ほど進んで、「まむし注意」の山道を入っていくんだったと思うのですが。。。
なにわともあれ上までたどり着けて、無事帰宅できたようで何よりです。

続編も楽しみにしています。
Commented by mido811 at 2009-01-20 02:39
まさぽんへ
エイヤーで行って来ました。
初っぱなから道に迷うとはお恥ずかしい限り・・・・

目的のコースは行き止まりを進んで15分位行ったところから
入ります。ケーブルカーは昭和4年-19年まで運行されていたようですが
物資調達により鉄クズになり敗戦後復活することは無かったようです。

実は鳥肌もんはこれだけでは無いのです。


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